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THE CRUSHING DESIGN / HORRORSCOPE
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昨今のスラッシュ・メタル・ブームの一角を担う、ポーランド出身の5人組スラッシャーHORRORSCOPEが
'04年に発表した、彼らの日本デビュー作でもある2ndアルバム。
ダークでヘヴィ、且つパワフルな、ANNIHILATOR風味のモダンなパワー・メタルを演っていた1st『PICTURES OF PAIN』に比べ、
本作は、Gプレイにジェフ・ウォーターズからの影響を残しつつも、楽曲単位ではANNIHILATOR色は後退。それよりも
鋭角的にザクザクと刻まれる分厚いGリフといい、歯切れ良く疾走感抜群のリズムといい、EXODUSやTESTAMENTに代表される
ベイエリア・スラッシュ・メタル・テイストが強調された、スピーディで痛快極まりない内容に仕上がっている。
DIOのカヴァー曲⑥を、しっかりと歌いこなせるだけの力量を備えたVoと、メロディックでテクニカルなソロをビシバシと
決めまくるツインGを擁している辺りもベイエリア・スラッシュっぽいが、キャッチーさよりも、無骨な荒々しさや、
寒々とした感覚が勝っている辺りが、如何にも東欧出身のバンドといったところか。(先入観かもしらんけど)
タイトだが、やや面白味に欠けるリズム面にもう少しフックが出てくれば、更に良くなるのでは・・・等とも思うが、
とりあえず現時点でも、歌えるVoを活かした劇的な構成が光る④、炸裂するように疾走する⑧、序曲⑨から繋がる、
本編のハイライト・チューン足る⑩といった楽曲は十分にカッコイイ。また、国内盤にはボーナス・トラック2曲が
追加収録されているのだけど、これが本編収録曲よりも正統派HM色が強く出た仕上がりで、かなり美味しい。
下手すりゃ「メインよりもこっちの方が良い」と言う人もいたりして・・・なんて。
火薬バカ一代 2008年2月4日(月)21時45分

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