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EVOKING DEMONS / HORRORSCOPE
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2nd『THE CRUSHING DESAIGN』の世界的な好評を受け、ポーランド国外でも長期ツアーを行う等、
積極的な活動で勢いに乗るHORRORSCOPEが、'06年に発表した、現時点での最新作となる3rdアルバム。
基本的には『THE CRUSHING〜』で聴かせた、スラッシュ・メタル(+モダンな味付け)路線を順当に継承/発展させた
作風ながらも、バキバキにビルドアップされまくったサウンド・プロダクションや、ヴァース部分はチャック・ビリー風の咆哮で、
サビはブルース・ディッキンソンばりにメロディアスに歌い上げる・・・といった具合に、歌唱スタイルを
使い分けるVoの存在ゆえか、かなり北欧エクストリーム・メタル勢からの影響が感じられる内容に仕上がった本作。
(一番近いのは、最近惜しくも解散してしまったらしいスウェーデンのSILENT SCYTHEかな)
全体的にスラッシュ・メタル色はやや薄れた印象だが、とは言え、ザクザクと刻まれる鋭利なGリフのカッコ良さ、
メロディックなツインGの練り込み具合、ダイナミックな曲展開、そして前回のDIOに続き、今回はMERCYFUL FATEの
カヴァー⑪をきっちりと歌いこなす器用なVoと、あらゆる面において、前2作を上回るクオリティが備わっている点は
間違いなく、特に、歌えるVo、EXODUSばりに切れ味鋭いリフ、タイトで強靭なリズム、劇的なツインGとが、
一丸となって突進する③④⑥⑦は、スラッシャーなら1度は聴いておきたいカッコ良さを誇っている。
(スパニッシュ・タッチのアコギ・ソロからスタートする、一際メロディックでドラマティックな⑤も素晴しい曲だ)
個人的には、これ以上のエクストリーム化は止めて欲しいところなれど、ともあれ、そろそろ4thアルバムが聴きたいぞ、と。
火薬バカ一代 2008年2月5日(火)22時59分

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