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A TREACHEROUS ASCENSION / LONGING FOR DAWN
カナダ産シンフォニックドゥーム。
海・山・空がモノトーンで写されたジャケとバンド名から路線はストレートに自然崇拝。
暮れなずむ風景描写から鬱々とした心情をスローに重くそのまんま音にしたような感じ。
よくある路線ではあるけど、録音状態が良くて、シンフォニックなところも地味に抑えているから良い作品に仕上がっていると思う。
ヘヴィだけど、淡々としててオカルトのようなものを感じさせないので地味だが、そこがむしろイイ感じかな。
2ndアルバム。
全編通して音を引き伸ばすように淡々と演奏してて、それがひたすら無常に流れていく大気を表現してるようで良く、そこに哀しいロウなグロウルが時折入って来る。
どの曲、どのアルバムもひたすらそんな感じに進んでいくんで最初は地味で聴き所が解り辛い反面気に入るとずっと聴いていたくなる・・・そんなバンドです。