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REALITY IN FOCUS / MAGNITUDE 9
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前作 'Chaos To Control'は良くも悪くも、彼らの迸るテクニックやフレーズセンスを上手く曲やメロディーの中に封じ込みきれなくて、「いいパーツは多いんだけど...」どこか消化不良を起こしているアルバム全体を皮肉にも良く現してしまっていた。

ところが本作は、引くべき所は引き、押す場所は全面に一気に押し出すところ、彼らの有る意味驚くべき成長の跡が、完全に整理し切った状態でアルバムに封じ込められている。特に、前作では無制御に近かったテクニックは、きちんとメロディーを引き立たせて、それを際立たせることに徹しているように感じる。プログレッシブ、且つテクニカル、そしてメロディアスで、心にまっすぐ届き易く、有る意味かなり解りやすい1枚。

これでも、彼らのポテンシャルを実はまだ完全に顕わしきっているとは言えないかも知れない。あまりにも曲のメロディーを重視していて、押さえ気味に感じられたから。ピッチャーに例えるなら、前作は力任せでボール先行、本作はストライクを狙って球速を押さえた感じか。そうは言っても僕は本作はかなり好きだが(気に入り度は4.5pts/out of 5)、次作に向けて何かを予感させてくれる、いい1枚と思う。
KUZU 2002年4月6日(土)23時2分

実はこういったテクニカルでプログレっぽいサウンドを信条としているバンドは数こそ多い。その中でも僕が聴いた中では、レベルは高いほうである。ドリーム・シアターやシンフォニー・X等のファンの方には、この良さがきっと理解できると思う。
例えば日本のレコード会社の人達が上手くプロモーションすれば、ブレイクも期待できる完成度である。ポップであり楽曲のスタイルは本家には及ばないが、案外これがなかなかいいのである。こういったバンドも、もっと注目されていいと僕は思う。
ヤング・ラジオ 2005年5月3日(火)23時7分

'01年発表の2ndアルバムです。
速弾きバカテク・ギターに、力強くもメロディアスなヴォーカルという組み合わせの、テクニカル・メタルです。
シンフォニーXが好きな人なら気に入るんじゃないでしょうか。オリジナリティーはともかく、レベルは確かに高いバンドだと思います。
売れないのはバンド名のせいもあったりして(地震は嫌ですからね)。
メイデンの「イカロスの飛翔」と、レインボウの「銀嶺の覇者」をカバーしています。前者は良いですね。
うにぶ 2008年4月23日(水)23時55分

ロブ・ジョンソンのギターは素晴らしい。彼のソロアルバムも持っているが、ランディーローズの弟子だけあってクラシカルなフレーズを多用し、師匠より勝っているテクニックはとても良い。ギターはイングヴェイに近いが、楽曲的にはシンフォニーXやアーテンションあたりに似ている。DTとはちょっと路線が違うような気がします。ネオクラシカルプログレとも言うのだろうか。キーボードとのバトルなんかはタイム・レクイエムっぽいし、そういう感じですね。
ジョージべラス 2009年9月3日(木)5時2分

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