TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るDEATH ANGELのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
KILLING SEASON / DEATH ANGEL
このCDをamazonで探すstyle=border:none


riff & roll 2008年3月29日(土)12時8分

積極的なワールド・ツアーと、メンバーの家庭の事情(子供が生まれたり)とが重なって、
前作『THE ART OF DYING』から実に4年ぶりのリリースと相成った、再結成第2弾(5th)アルバム。
DEATH ANGEL復活をファンにアピールするため、比較的、判り易くストレートなスラッシュ・メタル・アルバムに
仕上がっていた『THE ART〜』に対し、プロデューサーにRUSHなんかとの仕事で知られるニック・ラスクリネッツを
迎えて制作された本作は、モダンでソリッドなサウンド・プロダクションといい、スラッシーな疾走感はやや控えめに、
濃い口のメロディや、捻りの効いたリズム&グルーヴの強調された楽曲といい、バンド側が追及したいと考えている音楽性が
より前面に押し出された、意欲的に曲作りの幅が広げられた作風に仕上がっている。
サウンド的には『ACT Ⅲ』を彷彿とさせるノリだが、ファンク風味は(前作同様)殆ど感じられないし、
何より、叙情的なアコギに導かれてスタートする①や、ライブでの盛り上がりが目に浮かぶような②、
ハードコア風味の④、畳み掛けるように疾走する⑧といった、DEATH ANGEL印の高速スラッシュ・ナンバーもしっかりと収録。
ただ、そうした楽曲以上に、本作において印象に残るのは、アグレッシブ且つエモーショナルな「歌」を聴かせる
マーク・オセグエダのVoや、劇的で濃密なツインGの絡みを活かした、ダークでメランコリックな70年代HR風味の③、
尻上がりに速度を上げていくダイナミックな⑤、呪術的にうねるリズムと、劇的なインスト・パートが組み合わさった⑨、
本編最後をメロディアス且つドラマティックに締め括る、アルバムのハイライト的存在の名曲⑪といった楽曲だったりするわけだが。
スラッシュ・メタル・アルバムと言うよりは、DEATH ANGEL流HMサウンドが、全編に渡って展開されている1枚。
火薬バカ一代 2008年6月1日(日)23時22分

ヘヴィでありながらキャッチ—さがあり、なかなかよいスラッシュアルバムだと思う。
このDEATH ANGELのアルバムを聴くとつくづく自分はヘヴィ・メタルが好きなんだな〜と思わされます。持っているCD、アルバムもパンク/ハードコアよりヘヴィ・メタルの方が圧倒的に多いし。
やっぱり肌が合うというか水が合うんでしょうか。
ワイルドライダー 2008年6月16日(月)19時43分

聴き込みがいがあるアルバム。間違いなくスラッシュなんですが、あまりメタルっぽくない。
スラッシュ・ハードロックみたいな感じで、面白いです。そんな捻りが実にDEATH ANGELらしい。
考えてみれば、彼らはメタル外の要素を取り入れたり、微妙な路線変更もしてますが、否定的意見が大多数を占めるような作品を出してないですね。

カットタン 2008年9月12日(金)22時26分

渋いです。
前作でも言いましたが、これはもうスラッシーだのメタルだのを抜きにして
ストレートにカッコいいロックアルバムです。研究員サンも仰っている通り
直球のスラッシュサウンドを期待して聴かないほうがいいです。
純粋にカッコいい!と思えるロックンロールサウンドに身を委ねましょう!
異様に今日は幼女親切DEATH 2008年10月11日(土)15時1分

激速スラッシュではないが、スピード感がある。
ノリのいいリフで練られた曲、Voもうまいしいいメロディもある。
何回聞いてもあきない名盤。

隊長 2009年4月23日(木)16時27分

個人的にはこのアルバムでは定義的な意味でのスラッシュは脱したと思います。(3rdで既に脱しては居ましたが)
なので真正スラッシャーの方はあまりピンとこない音楽性のような気がします。
しかし、非常に面白い音楽をやっています。

この高揚感は、例えば、90年代以降のモーターヘッドを聴いている感じと似ています。
リズム!リズム!で攻めてくる楽曲には最近のブルータル一直線のバンドが束になってもかなわない魅力があるように感じます。

こんな素晴らしいバンドがスラッシュのみの括りで語られてしまうのはもったいないと思います。
研究員 2010年5月19日(水)22時10分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!