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2007年発表の1stミニ。
公園に黒装束で佇むブックレットのメンバー写真がなんか面白い…(笑)

「黒ソプラノと邪悪な旋律」というキャッチコピーが目を引きますが、黒さ邪悪さ一辺倒ではなく、
邪悪さ・メロウさ・美しさが1:3:4くらいに混じりあったメロディで押す、アトモスフェリックで
意外にポップさも備えたゴシックメタル。ちょっとですがデスヴォイスも入ってたりします。
黒百合姉妹あたりをメタルにした感じというと近いでしょうか。因みに1曲目(イタリア語)以外は英詩。

ギターの音圧は控え目で、所々印象的なフレーズを入れつつも基本的に裏方で支えてる感じで、全体を
キーボードが包んでいる音像が大きな特徴になってますね。この音像、蜃気楼に包まれているような
感覚があって、ゴシックな雰囲気を更に高めていて良い感じ。私はこの手の雰囲気重視のメタルや
ロックでは、ギターの音が主張しすぎで雰囲気を壊しがちにも関わらず印象に残るフレーズが少ないと
いうのが最も興を殺ぐパターンだと思うんですが、このバンドはそういう位置からは遠い所にいると
思います。メンバーの殆どがゴシックメタルを愛好してる事もあり、センスが良いんでしょうね。

このアルバム、某所で買ったらデモと思しきCD-Rも付いて来たんですが、こっちもかなり楽しめる内容。
デモだからか音質は本編よりもぼやけた感じなんですが、その音質が抽象的なムードを醸し出してて
曲に良く合ってるんですよね。しかも1曲目は日本語詞で、メロディの美しさやキャッチーさがより
ダイレクトに楽しめるなかなかの曲。正直言って、本編よりも楽しめたかもしれません。
この日本語詞の曲が良かったので、個人的にはもっと積極的に日本語曲もやってもらいたいですね。
Usher-to-the-ETHER 2008年4月23日(水)22時34分

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