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SISTER LEESA / 加瀬竜哉
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元ラッドラッツ、ダンテで活躍していたG.B.KEYを巧みに操るマルチプレイヤーの彼が1993年にTHIRD STAGEより発売された1stアルバムを紹介します。ドラムにブリザードの村上宏之、ボーカルにアンセムの坂本英三を迎え加瀬の流麗なギタープレイを活かした様式美系のメロディアスHM/HRサウンドを聴かせてくれます。ギタリストのソロにありがちな自己満足の弾きまくりではなく、歌心を大切にした曲作りに好感が持てます。全11曲中7曲が歌い入りで坂本英三の唄はアンセム以来の凄みのあるパワフルな歌声を聴かせてくれます。加瀬の凄さはプレーヤーのみならずコンポーザーとしても素晴らしい才人なのでしょう各プレイヤーの持ち味を存分に活かし特に坂本のパフォーマンスは素晴らしいかった。良質なメロディを伴ったバラティに富んだ楽曲はどれも魅力的で正統派のHM/HRファンなら迷う事無くゲットです。因みにベースでアニメタル等の活躍で有名なMASAKIが数曲で参加しています
失恋船長 2008年4月26日(土)14時39分

マルチ・ミュージシャン 加瀬竜哉が、'92年に発表したソロ・アルバム。「インヴォルグのお店」繋がりか、
現ANTHEMの坂本英三が、ゲストVoとして全面参加しているの事が本作の「売り」の1つで、ANIMETAL始動前のこの時期、
タクシーの運ちゃんや、メガネドラック店員の職を転々とする等、セミ・リタイア状態(?)にあった彼の
灼熱の歌声が聴ける作品として、発表当時、個人的にかなり重宝した1枚でもある。
ANTHEM程へヴィ・メタリックな音楽性ではないものの、加瀬が作り出す楽曲の数々は、爽やかなポップ・チューン④、
哀愁を帯びたミディアム・テンポのHRナンバー⑤、ブルージーな⑥、柔和なバラード⑦、よく歌うGをフィーチュアした
ハーフ・インスト・ナンバー⑪・・・と、曲調はバラエティに富み、しかも強力なフックと哀メロ満載で聴き応え十分。
流石に、プロデューサーとしてもキャリアを積んでいる人物だけあって、Gのみが出しゃばり過ぎることなく、
全体のバランスと楽曲最優先の姿勢が貫かれた内容に、自己満足的な色合いは皆無。
坂本も作品のカラーに合わせてか、心持ちリラックスした感じの歌唱を披露していて、一方で、アルバムの幕開けを飾る
バリバリのHMチューン①においては、アグレッシブで雄々しいVoを披露する等、そのメリハリの効いた歌いっぷりは、
間違いなく、彼のキャリアのベスト・ワークの1つと言えるのでは。
ジャパメタ臭の希薄な、洗練された正統派HMアルバムに仕上がっているので、洋楽志向のリスナーにもお薦めできる1枚。
なお初回盤は、Tシャツと、ボーナス音源“CECILIA"を収録したカセット・テープが封入されたBOXセット仕様だった。
火薬バカ一代 2008年4月27日(日)14時13分

追加ですがTシャツはイマイチですがボーナス音源CECILIAは本当に素晴らしい出来です
画に描いたような叙情的なHM/HRナンバーでガツーンと来てますカッコイイです
巧みなプレイで華を添える加瀬のプレイも素晴らしいし甘美なメロをメタリック迫る坂本英三のらしさも素晴らしい名曲ですよ

失恋船長 2008年4月27日(日)14時22分

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