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TALON OF KING / HELLEN
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Hellenの1985年発売のアルバム。
「西のTerra Rosa、東のHellen」とも称され、海外での評価も高く、マスターテープの劣化の為長らく待たれていたCD再発でしたが、2006年についに実現!
ということで原盤落としのため、音質は非常に悪いです。が、収録された楽曲はそれを跳ね返す完成度を見せています。

清水保光(G)、高梨康治(Key)の双頭バンド状態で、日本人が愛してやまない様式美サウンドとともに随所で披露される二人のソロは非常に素晴らしい。聴き所も多いです。
本作の(というかバンドの)アキレス腱は今越能人(Vo)で、楽曲に比して今一つ不安定に響きがちな彼の歌唱がB級な感触を決定的にしていますが、コレはコレでスルメ的な楽しみ方、ということになるのでしょう。

初期Concerto Moonのような様式美が好みの方は是非!
さいたまの仙人 2008年5月4日(日)23時23分

MANDRAKE ROOTより第一弾アーティストとして世に送り出された彼らの記念すべき1stミニアルバムです。日本人好みのメロディアスなフレーズを的確に聞かせてくれるサウンドが彼らの代名詞で新しさは無いものの時代を超越して聞くことのできる様式美な世界を展開しています。リッチー、シェンカー、インギーといったプレイヤーの影響を受けたギタープレイもカッコ良く、懐かしい音色のKEYのプレイも印象的で楽曲の中間部で聴けるソロパートの美しさに涙腺が緩みます。音質は悪くこれではリズム隊が可哀想ですがしっかりとしたプレイで盛り上げています、古き良きHM/HRをお探しの方は聴いて損はないかと思いますよ。
失恋船長 2008年5月7日(水)4時31分

今越能人(Vo)、鈴木順一(Ds)、高梨康治(Key)らが中心となって、埼玉県で結成された5人組様式美HMバンドHELLEN。
MANDRAKE ROOT RECORDS所属の第1弾アーティストとして、彼らが'86年に発表したデビュー・ミニ・アルバムが、
ボーナス・トラックに、当時のソノシート音源⑦を追加収録して、待望の復刻。
バンド名と、「日本におけるネオ・クラシカル系様式美バンドの先駆け」との評判は知っていても、
今まで音の方を聴いた事はなかったのだが、実際に聴いてみると、これが思っていた以上に良い。
暗く湿った、歌謡曲テイストも感じさせるメロディ・ライン、ドラマティックな曲展開、そして、ハイテク・ギタリスト
清水保光のネオクラシカルな速弾きと、(現在では作曲家として大忙しの)高梨康司のKeyが、ガップリと四つに組んで
火花を散らす楽曲の数々は、「これぞジャパニーズ様式美HM!」と、思わずサムズアップしたくなる
カッコ良さに満ちていて、中でも、後にSHOW-YAもカヴァーした疾走チューン①や、憂い満ちた劇的なバラード④は、
様式美HMファンなら一聴が価値ある、本編のハイライト・ナンバー。
また、⑤のように結構キャッチーな味付けのなされたポップ・チューンも収録されていたりして、音の悪さを差し引いても
(何せマスター・テープの劣化が酷くて、今迄CD化できなかったぐらいなのだから、その音質は推して知るべし)、
十分、魅力的な内容を誇る1枚。初期 聖飢魔Ⅱとかが好きな人なら、結構楽しめるのではないだろうか?
尚、バンドは近年再結成、EPを1枚発表しているのだが、アナログ盤リリースのみというのは納得いかんぞ。
火薬バカ一代 2008年5月8日(木)23時38分

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