TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るANGELIQUEのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
 / ANGELIQUE
このCDをamazonで探すstyle=border:none

2008年発表のデビュー(?)シングル。

インタビューなどでも犬神での路線よりももっとポップで一般的なものを目指すと
言っていた通り、犬神でのおどろおどろしい雰囲気や感情の篭もった語りなどは
ここでは排され、キャッチーで普遍的なロックを展開してます。やはり彼らの根は
ハードロックがあるのか、ポップであっても演奏に妥協が感じられないのが良いですね。

…でも、彼等が本当にこのプロジェクトで一般受けを狙ってるのかはかなり疑問が
残るんですけど…。白塗りメイクを落としたといっても今度はゴス/V系な衣装を
身に纏ってるし、演奏にはハードロックバンドの矜持が感じられるし…。
本人達の真意がどうであれ、私的にはポップな曲を作ることをメタ的に楽しんだり、
ファンの間で巻き起こるであろう賛否両論を面白がってるように思えるんですが…。

ただ、せっかくポップな路線をやるなら、もっと歌メロの扇情度は上げて欲しかったです。
犬神特有のどろどろした世界観を薄めた分、歌メロという普遍的な要素の魅力でそこを
埋めて欲しかったというか…。正直、これより歌メロが良い曲はチャート上にも
沢山あると思うので…。まあ悪くはないし演奏がかっこいいので良いですけどね。

犬神のメンバーがその演奏力や作曲力を利用して普遍的な魅力の曲をやるという
コンセプト自体は共感するし、面白いと思います。でも、こういう路線なら次は
いきものがかりやZARDを倒せる位のレベルの歌メロが欲しい所。
Usher-to-the-ETHER 2008年5月5日(月)22時24分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!