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KORN / KORN
1枚目。ミックスチャ—じゃなくて、バリバリのハードロック。
俺はこっちの方がぜんぜん良かった。
Blind, Ball Tongue, Fake, Lies, Daddyが、お勧め。
2曲目がとくにいい!
とにかく、これは異常なアルバムでした。
今となっては、KORNのクローンが巷に徘徊しまくってますからねぇ。
ただし、このBLIND以外の曲が全て一般人の嗜好に合わない、っていう
あたりは、クローンどもになせるわけもないのですが。
ジョナサンの感情剥き出しのVo.に、二人の7弦G.、これだけでも
異質です。モダンヘヴィネスなら、まず彼等のこのアルバムを聴くと
良いでしょう。
全体的にいいけどDaddyが一番でしょう。
かなり痛々しいです。
最高!
初めの印象は『何じゃこりゃ』でしたが、聞き込むうちに、噴出する感情に同化。泣きました。偶然1stを早い目に手に入れた幸運に感謝します。
最初はボーカルの声質に嫌悪感を感じてましたが、
デスメタルを聞き続けるうちに心地よいものになってました。
全体的にあふれている倦怠感というか鬱で病的なところがいい。
korn,limp bizkit,slip knot,が大好き 昔はsonic youthがお気に入りでしたが最近おとなしめの曲が多くkornのほうがお気に入り 脊髄にささるようなkornの世界がたまらない
衝撃の1st! といいたいところだが、2ndから入った僕にとってはインパクト的にはそれほどでもなかった。ただ、聴きこむにつれて、1曲1曲の粒がそろっており、バンドの個性が最も発揮されているのはこれだと思っている。よく聴くと、彼らの音は意外に正統的なHM。音作りが独特であり、楽器のプレイがヒップホップ的だったり、ファンクだったり、フリージャズみたいだったりするが、曲構造は意外に整合感があるメタル。歌の特異性がこのバンドの個性を決定づけているが、良くあるラップVoとは別物。歌唱テクニックを冷静に分析すれば、ジャズ的なVoフェイクをへヴィ・ロックの世界にもちこんだともいえるが、「音程がしっかりして安定した上手い歌」よりも「感情のほとばしりとともに自然に変化する歌にならない叫び」の方が人の心を動かすことがあるとも思う。
YOSI 2002年12月23日(月)14時55分
1st以外はつまらない。いや、アルバムとしては他のもよくできてると思うし、持ってる。でもこのゴツゴツした音はもう出してない。ジョナサンが癒された?別にいいじゃん。でも、音変えすぎちゃいかん。
友人に薦められてツ○ヤで借りて後悔しました・・・
こりゃ買うべきだったなと。
聴けば聴くほど深みにはまれるアルバムなんだよね〜。
一回聴いただけじゃよく分からなかったので何回も聴き直した覚えがあります。だけど「Daddy」だけは聴くのが辛かったんで聴いてない事が多かった。でも名盤には間違いない。
聴くか、さもなくば死ね の一枚。永遠!!!!!
FAGETいいよ!それもかなり!
これほどまでに救いのない歌はそうおいそれとお目にかかれるものではない。
人生の荒みを堂々とまるっきり正面から描写している。
訴え、嘆願しているのだが、訴えるにも強く叫ぶ力すらもはやないという、ぶっきらぼうにすら感じられる程の情けない歌唱はまさに、
悲哀すら越えて、ひとつの無情の境地に至っている。
見事な非力力唱です。名盤。
うわっ重!すっげえ重!!モダン最強の重さでは!?特に②がヤバイ!
なんつっても、この硬いドラムが心地よい。
なんか今聴くと音質が悪いのが気になるが、
このズシズシと重戦車の様に入り込んでる音はカッコイイ♪
そう思うと3rd以降賛否があるのはこれで納得できる。
メタル的視点でも楽しめる、ロックとしても楽しめる、独創的な音楽としても楽しめる、各楽器に注目しても楽しめる、ボーカルでも楽しめる、感情のはけ口になる、欝にも効く
捨て曲無しの名盤!
迫ってくるような重低音に潰されます。
彼らの作品の中では最も重く暗くメタルに近いアルバム。
全編に渡って息苦しくなるほど重いので、どうしても聴く気分を選んでしまうのですが(特にDaddy)、
捨て曲無しの名盤であることは間違い無いです。
楽曲自体はメタル、ファンク、ヒップホップなどを下地にしたヘヴィロックですが、
ジョナサンの嗚咽にも近い病的Voが強力なアクセントとなり、唯一無比の特異な世界を構築していると思います。
超名盤。まあまずこれ聴けと。
彼等の音(特にこのアルバム)はゴシックにも通ずるところがあると思う。
通しで聴くべし。目に映るすべてのものが絶望的に思えてきます。
名盤!KORNの歴史はここから始まった
重い!とにかく重い。音も重いがジョナサンの歌も重い
歌詞は載ってないが③、④、⑥、⑫などは歌詞がなくてもジョナサンの苦しさが伝わってきます
特に⑫なんかは今までの考えが180度変わるほどの名曲ですね
聞いた後に爽快感と絶望感に追われますよ
とにかく暗いですね。
ラストのDaddyなんか、ジョナサン号泣しちゃってるし・・
このころのジョナサンはかっこよかったですね。
まさにカリスマって感じ。
しゅんぺ〜 2004年6月20日(日)13時51分
バイト先でこのCDをBGMにしたら、みんないつもより暴力的になり、ふさぎこんでしまった。
貴方の心の癌治療に一枚、イッとく?
「落ちる」を実感できる唯一のアルバム。
その上、クール。まさしく孤高の作品。
避けていて未聴の方にはぜひ聴いてほしい。私も後追いでした。
尚、3枚目と4枚目も良く、気分がのってるときは3枚目、ダークを味わうなら4枚目。
意外と難しい曲構成の曲が多いと言うか
5thなんかよりも複雑な感じ。
本当に面白いことやってるよなぁ。
聴くの疲れるから殆ど聞かないけれど
たまにSHOOTS & LADDERSが無性に聞きたくなる。
衝撃の作品。「Blind」のイントロがなり始めた瞬間にやられた。全曲にわたって強烈で異様な殺気が込められてる。聞いてると頭を抱えながら痙攣したくなる。最高の一枚。
いろんな意味でかなり重いアルバム!ジョナサンの負のエネルギーたっぷりのヴォーカルとゴリゴリのヘヴィなサウンドがKORNのトラウマワールドにどっぷりとハマッていく。デスメタルとはまた違った狂暴性がある。精神が安定していない時は聴かないほうがいいのではないのかと思ってしまうぐらいの世界観。
暗い、重い、哀しいの三拍子アルバム。これに出会うまでスラッシュやパンテラ系の音ばかり聴いてた自分をKORNというジャンルにひきずりこんだ衝撃的な作品!はじめはとっつきにくかったが、何回も聴いてるうちに「はやく2nd聴きたいなぁ」と思う自分がいました。blindのプロモ見て身震いしたのはわすれません。
KORNのサイコセラピー。
(初聴時) →「BLIND」「BALL TONGUE」にビビる
(ループ回数3〜8回位)→「CLOWN」、「FAGET」にハマる
( 〃 9〜15回位)→「Shoots & LADDARS」、「HELMET in BUSH」にハマる
( 〃 16回〜…)→「DADDY」ばっか聴いてテンパイ。
こんな感じでどうぞ。多分4度美味しいと思います。
「混沌」のヘヴィネス。
聴けば聴くほど深みにはまる。
1stにして、最高傑作。
この頃は病的な世界観を持っていましたね。
現在の彼らがどうであれ、このアルバムと2ndを世にだしたというだけでも十分に意味があったと思います。ブラックメタル、SLIPKNOT、そしてこのKORNが存在していなかったら自分は今この書き込みをしていなかったかもしれないです。
グランジが大流行している中、こういうものを出すというのも驚き。
もしかしたらモダンヘヴィネス(?)に入るのかもしれないが、私は好きだ。
このアルバムのライナーノーツにジョナサンの風貌を「痩せ型の長身」って書いて会ったような。切ない。
BALL TONGUEのなんて言ってるか分からないジョナサン語の部分をなんて言ってるか考えるのは何もしないよりは楽しい。
とんでXL 2005年10月2日(日)18時37分
嫌なことがあったときに聴く数少ないアルバムです。
慟哭、カオス、グルーヴの饗宴。
何気にリフの歪みがモダンヘヴィよかドゥーム的。
RioT 2005年10月29日(土)13時25分
わりとKornリアルタイム世代にもかかわらず、耳にしたのは何故かつい最近。どうもブームの波が十年ほど遅れているようです。しかしトレンドの風見鶏に「Kornの時代は終わった」などと囁かれる今だからこそ、かえって彼らの音楽の真価が判るのではないのでしょうか?
スタイルとしてのモダンヘヴィはかなり苦手なのですが、彼らの場合は独特の真に迫った空気とセンス抜群の演奏陣のおかげで退屈することなく聴けます。乾いた隙間の多い音像のおかげで、各人の出している音が際立っていて、一つ一つの音に存在感ありありです。普通はまず全体としての曲が先に聞こえ、そこから個々のパートの音へと耳が向かうものですが、彼らの場合、個々の音が先で、それが重なって後で曲になる、という感覚なのです(聴こえ方からいうとジャズっぽい?)です。
演奏のみなさんもセンスあふれるプレイを披露しており、特にリズム隊は素晴らしいの一言。本当に一音も聞き逃せません。素人でもハイハットの音を聴いていて楽しめるなんていうドラマーは、尋常ではありません。
また楽曲のトーンが本当に独特。「暗い」「絶望的」というより、ひたすら「不穏」で「脅迫的」な感覚が立ちこめています。何かに追われているような感じなのです。まるで○○恐怖症の人が運悪く最悪のシチュエーションに陥り、半ば狂乱状態になりながら必死で平静を装おうともがいているような切羽詰った雰囲気です。ジョナサン氏のVoに至っては屠殺される子羊の憎悪と呻きのような苦々しさです。「俺は虐げられたっ、踏みにじられたっ、嬲(なぶ)りものにされたっっっっ!!!!!!!!!!」と叫び続け、必死に破壊された自己の尊厳の修復に励んでおられます。
やはり彼らは本物です。単に彼らのスタイルを盗用するばかりのフォロワーたち、梅雨時のキノコのように繁殖したその他大勢とは比べものにならない、真剣さと切実さ。
「負の力(ダークフォース)」に満ちた音楽であり、間違っても「聴き手の魂に忘れえぬ感動をもたらす」ような類の作品ではありませんが、どうしようもないネガティヴさの中にも共感を呼ぶのが魅力。
1stでこの出来は素晴らしすぎる。Blind聴いた瞬間やられました。
全体的に重く絶望感出まくり、でも何故か元気が出る不思議な作品。
間違いなく名盤ですね。捨て曲無し!
気づいたら聴き終わってました。
躁鬱の揺れ幅が激しすぎて不安になってきますね・・・・・
しかしヘヴィな音に、常に笑顔の自分。
1994年発表の1枚目のアルバム。
モダンヘヴィネス、ヘヴィロック、ニューメタル…いろいろ呼ばれ方があるものの、90年代の「重さ」と「モダンな音」において一つのターニングポイントとなったアルバム。このアルバムを境にどんどん重い音を取り上げるアーティストが出てくる。
このアルバム自体は…重い。とてつもなく重い。ただ重いだけでなく、怒り、憎しみを体全体で表現している。
少年時代に父親から虐待を受けて育ったジョナサン・デイビスの病んでいるかのような声…いや、当時彼は病んでいたのだろう。
そしてツインギターから捻り出される唯一無二(あくまで当時)のヘヴィサウンドに、バキバキと鳴る独特なベース音、グルーヴィーに且つ無心に叩きつけるドラム。
その全てがオルタナティブ・ヘヴィロックの核とも言える。
メタル界のみならず、オルタナ界での名盤としても名高い。
1stにしてKORN最高傑作。
個人的評価(★5つが最高)
★★★★★
KoRnのファーストアルバム 今聴いても重い
衝撃的
近年のヘヴィロックの原点なのに、何もかもが新鮮で思いっきりど真ん中からはずれてる
こんなに感情こもったアルバム初めてだし、この手の重さも初めてだった
明るさのあの字も無いような、深い憎しみと哀しみの溶け込んだ歌詞とサウンドに、とてもいたたまれない気持ちにさせられた
その音楽を聴くだけで彼の心のうちのネガティブな感情の強さが伺える
一人で部屋に篭ってDaddyをかけてみよう
どこまで聴いていられるか
ハードロックでラウドロックでヘヴィロックで元祖ニューメタルらしくてモダンヘヴィネスでミクスチャーでオルタナティヴでゴシックでドゥームやデスメタルの代わりにも聴けて、ついでにプログレメタルなんて言っても間違いじゃないかも。
結局それって、多様な嗜好の人にアピールする普遍的魅力を持ったバンドってことなんでしょうか。
異形で異端、不気味で陰鬱で痛々しいのに、聴いていてきもちいい。
学生時代に、とにかく聴きまくりました。毎日のように聴きました。いっぱい救けてもらいました。
ロス・ロビンソンが手を加えまくってつくりあげた音楽性であることや、ジョナサンの解説がぶっちゃけまくりでそんなにトラウマ全開でつくったわけでないことも分かってたけど、それでもリアルで、心に響きました。
大好きなメタルの数々でもニルヴァーナでもオアシスでもその他のブームになったバンドでもなく、ただ彼らのこのアルバムと次作だけが'90年代に与えてくれるものがありました。
今でも大好きです。
Daddyほど衝撃を受けた曲は他にない。
全体的に尋常じゃなく陰鬱なアルバムだけど、Daddyだけは陰鬱という言葉一つでは表現できない負のオーラが詰まってる。
名盤。
ロックで衝撃を受けたのはこれが初めて。それまでのメタルが聴けなくなった。ホームビデオも口あんぐりで見たな〜。ジョナサンが醸し出す重さは自分とリンクするとこがあって驚いたし、ギターの不協和音にもヤバく取りつかれた。①の爆発力、③の苦しさ、異常に重い⑥、⑦の回帰願望、②と⑤の独特のリズムとハマリまくり。2ndも良く今でも聴くが1stは別格!
初めて聴いたときはもう衝撃だった
全ての曲1つ1つが全力で殺しにかかってるような、異常な雰囲気がある
一応現代ヘヴィロックの原点なのだが、「フォロワー」とされているどのバンドのどのアルバムも(KORN自身も含めて)このアルバムを超えてはいないという神盤。
死ぬまでに一度はこの雰囲気を味わってほしい
このアルバムはもうイカツイ!!
そして「重い」!!!!KORNの代表的アルバム、名盤であるのは言うまでもない。
ただ個人的には収録されてる音色(マスタリングなど)があまり好きじゃないので基本ライブ盤で聴いてる。
ヘヴィ・ロック、ミクスチャーの重鎮云々以前に、何よりも衝撃的だったのはその暗黒と鬱屈と痛々しさでした。前2つは音の重さと歪み、ジョナサンの咆哮、最後の1つは泣きじゃくるようなクリーンボイス(『Daddy』の泣きじゃくりは本物ですが)が物語っています。
デビュー作で当時の己の全てを吐き出し、しかも最高傑作の呼び名も高く、本人達にすら超えることの難しい壁となってしまった名盤です。
本当にヘヴィロックの見本とも呼べるアルバムですね。
暗闇の空間の中の轟音のように響くベース、鉄格子のようにずっしり重いギター、生気を失ったようなドラム、それによって出来上がる無慈悲なグルーヴ感、そしてそこで絶望を叫ぶ主人公のボーカル…メタルの地下空間とでも言えばいいのだろうか。
こんなムード感、またそれとボーカルの対比は、よく比較されるSlipknotとかには出せないと思いましたね。ま、当然ながらSlipknotとかには別の良さがあるから比べるのも野暮なことかもしれませんが。
あ、12曲目にはご注意を…(笑)
『重さ』の一点において、どん底まで落ちていくことで覚える精神的開放を実感できる唯一のアルバム。
精神を突き刺さすように襲ってくる感情。底なし沼に引きずり込むような重さ。孤独さを思い起こさせる不穏な空気が聴き手を静かに圧迫し、鬱々とした感情を湧き上がらせる。
落ち着いて聴き直すと、ジョナサンの唯一無二の歌唱法、アピールしまくりの各楽器と、そこから生まれる歪んだグルーヴなど、モダンヘヴィネス勢の中でも他にはない彼ら独自の個性的な音楽が楽しめる。
ただ『Daddy』だけ今だに聴く覚悟が必要…。正直人には勧め辛いアルバムだが、真に感情に迫ってくるこの音楽性は一度は体感してもらいたい。