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THE SOMBERLAIN / DISSECTION
二本のギターがうまく絡まり合い実に素晴らしい叙情的な内容だ
ちょっと音質が悪いけどね・・・
なんか、ずーっと殴られっぱなしのような感覚で、
聴き終わった後、すごく疲れる。
気合をいれて、挑むべし。
日本ではいわゆるメロデスの一種として紹介されたが、他のバンドが正統派HMをルーツにしていたのに対し、彼等はよりアンダーグラウンドなバンドをルーツとし、本作リリース時にはその孤高さは群を抜いていた。
演奏、サウンドプロダクション共少々荒削りだがブラックメタルとは元々そういうものなので気にしてはいけません。
純粋なブラックメタルとは呼べないが、素晴らしいアルバム。2ndよりは明らかにこちらの方が良い。アルバムインタビューの「はじめまして!ディセクションのヴォーカル兼ギターのジョーン・ノトヴェイトだよ。」には笑ってしまったが、そんな彼ももうすぐ監獄から脱出できるらしい・・・。
ナグルファーに似てると見聞きしていたので(ナグルファーの完成度がこれまた高いので)購入を躊躇っていたディセクション。今日購入いたしました。で、
すっげえイイ!こういうドラマチックな楽曲大好きなんですよまんぞーは。エンペラーと比較しても劣っているとは思えない。結成から10年後って事を差し引いても、1stでこの完成度。こりゃあすげえや。これは復活の狼煙ともとれるライヴ盤も買わねばなるまい。ノトヴェイトの出獄が今年と仮定して・・・来年末には新作が発売とみた。
ただ、上でDAYDREAMさんも触れているが、このインタビューは駄目だろ(笑)
初めて聴いたときは「げ〜〜〜!」てな感じでしたが、
他アーティストのCDを聴いていたら、このアルバムにしかない
透き通った邪悪さ、とでもいうような美しさに目覚めさせられました。
それからは嫌悪の眼差しは消えました。
静を強調するアコースティックが多いのが、疾風野郎の俺には難点ですが
アルバムの、DISSECTIONの評価が下がることはありません。
当時B!誌のメロデス特集でえらく持ち上げていたのと、デスメタルに興味があったのもあり、
思い切って輸入盤を通販で入手したが、期待が裏切られることはなかった。
案外聴きやすいのでデスメタル恐れるに足らずと思ったものです。
メランコリックなムードを吐き出しつつ疾走する様はジャケットの如く冬の夜道を疾走する馬車を想像させます。
アコースティックの小曲に関して、アルバムの中でのアクセントとして良いのだが、
ギタリストの力量がモロにばれていますな。
HARRY 2003年12月26日(金)22時28分
94年発表の1st。
ただ単に疾走するのではなく、
「哀」と言うよりも「寂」を表現するかのように
曲に起伏があります。
ただ、音質が悪く曲がチョット長めなのが痛い。
メロデスより激しいけどメロデスなみにメロディアス。
メロデスをきいて「ブラストビートが足りん!」と嘆いている人にはぴったりでしょう。
ただ個人的にはギターの音をもっと全面に押し出してくれた方がよかったかも。
ギターのメロディはいいんだけど聴きにくいとこあるわ。
「ジョーン・ノトヴェイトだよ」のフレーズで有名な、異様にフレンドリーな雰囲気に
翻訳された本人の曲解説がついたDISSECTIONの1stアルバム(笑)。
この解説を読むためにも、是非とも日本盤を買ってください…ってこんなこと書いていいんでしょうか(笑)
曲はメロディック・ブラックに分類されるらしく、メロディを強調したブラックって感じです。
キーボードやストリングスを前面に出すシンフォニック・ブラックと違い、ほぼギターが
メロディを担当してます。特に②はイントロからして本当にメロディが良過ぎます…
これは聴かないと損ですよ。アコースティックの小品も個人的には大好きです。
ただ、全曲通して聴くと、曲が長いせいもあってか少し疲れてくるので、3、4曲ずつ
区切って聴くと私的に丁度良い感じです。
言うべきことは言い尽くされていますね。
私見では、曲の長さはむしろプラスです。というより、これは長いと感じません(笑:あくまで好みの問題でしょうが)。アコースティックな音や単音で扇情的なメロディを奏でるギター、デスメタルという名前そのものの邪悪さを発散する楽曲、と、良い素材が揃っています。個人的には、各曲の完成度の面で2nd『Storm〜』に軍配が上がってしまうのですが、だからといってこの作品の価値が下がるわけでもなく。
最近のメロデスは"冬"の感触が無い、とお嘆きの方に、バンドごとでお薦めです。……私だけですか?
スウェディッシュブラックの基本形。
メロディックデスとしても聴ける。
音は軽くないし音質も個人的には全然気にならない
メロディーも美しいしカッコイイ!
一発で気に入ったアルバム
ブラックなのかメロデスなのかよく分からないですが、個人的には2ndよりこっちが好きです。
冬の寒い日とかに聞くと、知らず知らずのうちにテンション下がってきます。
素晴らしいと思います。
一度通して聴いてみるとなんだかだるい印象があります。
音質もこもっていてこの頃はまだ演奏もうまくないです。
しかし聴き込んでいくとよさがわかってくるでしょう。
メロディックなブラックメタルの代表盤ともいえますが
アルバム一枚通して聴くとちょっと
飽きてくくるかも。2ndの方がより洗練されていて好きです。
ちんちん丸 2005年10月21日(金)1時15分
スウェーデン産メロディック・ブラック・メタル・バンドの1stアルバム。
メロデスというよりメロディック・ブラック。硬質なメロスピにプラスしてデス/ブラックの邪悪さを入り混ぜたともとれるような複雑なものを感じなくもない。音楽性は実に独特で、ひとくちにいうにはメロデスかブラックかの判断は難しいところですね。(いうならやっぱメロディック・ブラックが無難でしょうか)どういうわけか最初聴いたとき、そこにバンドの魅力を感じた。全体像の混沌とした世界であり。暗闇のなかの美しさみたいなものが本質的属性な気がする。
静と動のコントラストにDARK TRANQUILITYっぽさが通じる魅力を密かに感じてたバンドだけど。。個人的には、2ndよりまずは1stを聴いてみましょうってとこです。ただ、全部通して聴くのは眠いかも・・
追悼の念を込めてカキコさせていただきます。
メロデスの叙情性とブラメタのダーティーな配分に
優れた初期の名盤です。
それほどアグレッシブではない・・が、
悲憤よりも悲哀に満ちた暴挙テイストの
サウンドが素晴らしいアルバムです。
もろんじZ 2006年10月9日(月)10時38分
2ndをまず聴いて、その後この1stも購入。思ったほど音質は悪くないと感じた。疾走曲は2ndの方が個人的には好きだが、全体の内容はこのアルバムの方が好みだと感じた。やはりこのバンドは他のブラック・メタルにはない叙情性、哀愁感がある。アコギが一層、その感を際立たせている。
一応言っときますけど、1STは別に演奏内容は下手じゃありませんよ?
ギターやってない人は演奏面に関するそうゆう思い込み&発言はやめて下さい。
やっておられる方はULTIMATE GUITARというサイトにTABが載ってるので確認して下さい。
こうゆうのもいい加減にして欲しい所です・・・
さて、このアルバムは2NDよりも甘い哀愁感が弱いように感じられます。
その分ストレートなブラックの寒々しい雰囲気が強いです。
極端に例えるならMayhemとDark funeral2nd辺りを超分かりやすくしたメロディ。
ちらほら哀しいツインギターも2ND程よりは控えめですけど、良い具合に出てきます。そして高音のピロリとしたギターの使い方等、薄暗い雪山の中での非情なストーリーを想像させられる・・・実にセンスがいいです。
寒々しくストレートなブラックを求めてる方にはかなりオススメ。