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WATERSHED / OPETH
2008年発表の9th
まず一聴して思ったのがクリーンボイスが多く、曲も静かなパートが多いですね。キーボードが前作に比べかなり前に出ている印象も受け、個人的にはもう少しデスボイスがあっても良かったのではと思ってしまいました。アルバム全体としてはシンプルな曲が多く、「Ghost Reveries」「Black Water Park」が好きな方には少し物足りない印象が残りそうです。
それでもOpeth特有の曲の構築美、ダークな部分は失われていません!ミカエルの声も相変わらず引きつけるものがあります。ミカエル、あんたは天才だ。
賛否両論を起こしそうな今作ですが、個人的に聞き込めば良くなると思うのでので聞いてみてはいかがだろうか??
評価:★★★(星五つが最高)
2008年9th。
通しで2回聴いた程度ですが感想を。
毎度ですがクリーンなパート、ダークなパートを奇跡的なレベルで融合させた展開・構成で曲の長尺さも感じません。
2,3曲目で見せたような、このバンドの持つ凶暴な面がどちらかというと好きですが、静かな部分、メロウなパートも聴き手に適度な緊張感を与えてくれ、曲の佇まいには風格・威厳が漂います。前作で[Blackwater Park(5th)]以降の一つの到達点を示したと思いましたが、今作の完成度も恐ろしく高く、孤高の存在と呼ぶに相応しい作品になっております。どんどん聴きこんでいきます!
確かにクリーンヴォイスが多いですが、流石はOpeth、静と動の対比は素晴らしいままです。今回は一曲ずつというよりも、アルバムを通しての展開がかなりいい感じです。
個人的には3曲目The Lotus Eaterの途中で入る、不気味な感じの(ジャズっぽい?)Keyとかかなりツボです
しかし、やっぱり歌詞と対訳はつけてほしかったなぁ・・・ジャケット見る限りでは結構コンセプト・アルバムっぽいし
『Damnation』ほどではないにせよ、メロウなパートが多いので、前作『Ghost Reveries』よりは
聴き易いし、個人的にも(BWP以降では最も、と言っても良い位)気に入っているが、
ブルータルなヘヴィさが足りないといった意見も頷ける。
OPETHのアルバム全部に言える事だが、決してBGMとして聴き流す事を許さず、スピーカーの前で正対し、
リフ、メロディの一音一音を聴き漏さないような聴き込みを要する...と書くと、大袈裟なようだが、
曲の中に織り込まれたギミックを見つけるような感覚、聴く度毎に新たな発見があるアルバムである。
6回ほど聴いているが、全体像がおぼろげに見えて来た感じ。
今回からGにフレデリック・オーケソンが新たに加わっているが(どのパートを弾いているか不明だが、
ソロでのフラッシーな早弾きがそれか?)どの程度ライヴでソロを受け持つかは分からないが、
少なくとも、殆どリフを弾いていた前任者に比べると、ARCH ENEMY同様にライヴにおける
ソロの役割分担が出来そうだ。
また、それまでユニゾンや白玉弾きのバッキング中心だったKeyのペル・ヴィバリも
今回はソロ・パートで活躍している。
(特に『The Lotus Eater』中盤でのジャズロック風エレピソロは短いながらも絶妙)
今まで以上にダークな歌詞との事なので、対訳は付けて欲しかった、に激しく同意。
アグレッシヴなパートは疾走したりブラストを取り入れたりと
今までのOPETHには無いアプローチをしてるが、
皆さん仰るとおりクリーンヴォイスやメロウなパートが増えてます。
しかし個人的にそのメロウなパートがとてつもなく暗鬱で惹き込まれます。
ドラマーの交代の所為か、ドラムにメタルらしい硬質さが加わった気がします。
従来どおりの動と静のメリハリが効いていてファンは安心して聴けるんじゃなかろうか。
少なくともオレは安心して癒されました。
毎日聞いているのですが、どんどん深みにはまってしまって。
自分の中にあるいろいろな感情が、一度に噴出していくような気分です。
今年のベストになりそうな予感。
OPETHはこのアルバムが最初ですが、なかなか気に入ってます。
ボーカルの声がいいですね。
メロウなパートもドリームシアターほど暗くなく心地よく聞けます。構成や展開も1曲1曲変化があり飽きません。
ただ、これだけクリーンボイスが多いと逆にデスボイスが浮いてしまってるようにも感じました。
すばらしい。天才過ぎる。
前作よりメタリックなつくり(特にドラム)だが、きっちりopethらしさがあり、どんどん飲み込まれる。
今年のマイベストアルバムの勢い。
アコースティックギターはこのバンドの特徴だが特に今回はやりすぎなくらい入っていて良い!何でミカエルはこんないいアコースティックパートが書けるんだろう。ドラムも今までで一番抜きん出てる。ブラストにも注目!やっぱデスメタルにはブラストだよなぁ。でもそのパートはデス声じゃないけど(笑)
GHOST REVERIESも素晴らしかったが、本作はボーカル、ギター、ドラム、展開とOPETH史上最高の完成度を誇ると思う(全作品聴いたことないけど笑)
フリージャズのような要素が入ってるが次作はもっとジャズ要素を取り入れて更にアヴァンギャルドにしたら面白いかも。
やはり聴き所はアコギパートだ。アコギの「キュッキュッ!」って摩擦音が心地よい。
Opethの9th。
より繊細に、より緻密になった印象。
デスは力強くクリーンか儚いといういつものスタイルに一層の磨きがかかった。
曲単位で見ても一音一音に価値があり、無駄のない作りをしているあたりはさすがOpethといったところ。
実力を如何なく発揮した快作。
これほどの作品を作ってるのにB!誌でクロスレビューされないのが不思議。
これは凄いッス。
一曲の中に色々な音楽があるのだけれど、付け焼刃的なものではものでなく、うまく消化されており飽きさせない。素晴らしい。ただ歌詞、対訳が付いていない為これだけの世界観を持つ曲があるのにイマイチ入り込めないのは残念なところ。
最近このバンドを知って聴くようになったんですが、このアルバムは叙情的なメロディ満載ですぐ好きになりました。
ロンドーン 2008年10月11日(土)0時49分
ミカエルの作曲能力云々というか彼には神が降りている気がしてならない。
どうやったらこんな曲が書けるのか。
聴き込めば聴き込むほど味わいが出る、一点の曇りもないOPETHワールド全開!
皆さんが仰る通り少しおとなしめの作風ですが、個人的にはツボですね。
特に「Burden」の美しさは筆舌に尽くしがたい。
この曲のPVを観ると「そんなに悲しい顔で歌わないで」とミカエルを抱きしめたくなってくる(笑)
前作の方が好きだけど、本作も紛れもない名盤!
前作よりアコースティックのパートが増えてますが、何が凄いかって、この静かなアコースティックのサウンドの中にヘヴィネスが覗えることです。特に音が歪むところが、ぞっとすると同時に聴き惚れます。
ミカエルのクリーンボイスもまた然り。
典型的OPETHサウンド。それ以上でも以下でもない。ファンなら楽しめるだろう。
静と動の絶妙な緊張感、アコースティックとブルータリティの奇跡の融合。本当に素晴らしいです。
聴いてると不思議な空間に引き込まれます。言葉で表すのは難しいくらいアートの域に達していると思います。
個人的には傑作と思います。未聴の方は是非一度、OPETHの世界を味わって欲しいです。
2、3曲目に衝撃を受けました!!
Opethの曲の中でも特に好きな部類です。
「Ghost〜」の時以上に破壊的サウンドに磨きがかかっていて、自慢の静と動の対比がさらにパワーアップしている印象を受けました。
曲が長くて集中力はいりますが、聴き込めば聴き込むほど鳥肌のたつような本当によく練られたアルバムです。
素晴らしい!!
Opethの作品の中で一番聞き込んでるかもしれない
やはり一聴してよくわからない気持ち悪さしか覚えない、聴くほどにのめりこんでいくサウンドという点では前作までとなんら相違ないのだけど、圧倒的に違うなと思ったのが特にリズム隊に起因すると思われるグルーブ感
「よりメタル寄りになった」という表現をされる方が居られますが、僕はむしろ柔軟かつ複雑なリズムを感じられるようになったかなと思います
いずれにしてもマンネリみたいなものを感じていた自分としては今作の変化は今後に大きな期待を持たせるものでした
OPETHはBWP以来だが、明らかに良くなっていると感じさせた作品。
プログレッシヴであり、デスの要素もあり、フォーク・ロックの要素あり、多彩すぎるというか有り得ない展開力にはただただ唖然。
ユーモアも交えた曲もある。