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WILLCOMMEN IM CLUB / TRANSILVANIAN BEAT CLUB
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2006年発表の1st。
バンド名的になんか地雷っぽさが漂ってたんですが(笑)、安かったので購入。

バンド名やDARKTHRONEをカヴァーしている事から、ブラックのリフやヴォーカルにクラブ的な
リズムを取り入れたスタイルを想像してたんですが、全然違いますね。リフの音の厚さ、黒さは
確かにデス/ブラックっぽいのかもしれませんが、どちらかと言うとロックンロール的なノリの
いいリズムとヴァイキングっぽいフィーリングのある、おっさん声のヴォーカルを
フィーチャーしたゴシック・ロックという感じのサウンドで、別にクラブ的な要素はないです。
そこにトランペットやピアノが大々的にフィーチャーされて、ゴシック的な頽廃性と共に
どこかファニーさも感じられるような音作りになってますね。

66Sexy Mamaのアートワークに見られるような、ある意味アヴァンギャルドな悪趣味さは
ブラックメタルに近い…のかもしれません。でも流石に普通のブラック好きがDARKTHRONEの
カヴァーに惹かれて買ったらがっかりしそう。
クオリティは低くないので、変な美意識のあるメタルが好きならば楽しめると思います。
Usher-to-the-ETHER 2008年6月7日(土)7時49分

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