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PREDATOR IN DISGUISE / PRAYING MANTIS
TIME SLIPPING AWAYが入っている91年のアルバム
メロディアスな佳曲多し
かって損なし
B!誌ではこっ酷く叩かれていた記憶がある、復活第一作。
D.ストラットン色(明るいアメリカンな作風)とトロイ兄弟色(哀愁のある淡いHR)がハッキリと分かれてしまい、
聴く側の焦点(聴点?)が定まりにくいかな〜と思わないでもないけど、それぞれの持ち味が楽しめる作品だと思います。
名作「戦慄のマンティス」路線を期待する余りにああいった酷評になったのかな?
本作の反省を活かし?、次作では焦点を絞って見事な作品を生み出すわけですので・・・
決して悪くない。定番のメロディナンバーを期待する方には
01.Can't See The Angels、05.Time Slipping Away。
評価が高くないからと言って手を出さないのは勿体無い。
今なら中古で安く手に入ると思うので、手にとってみては如何か。
上記に加え
08.The Horn
11.Borderline
(もちトロイ兄弟作)もなかなかです。特に11は哀愁のメロディが聞けます。
思うにティノの声が一番マンティスに合ってると思う。
この2ndはエアポケットのような扱いの如く、世間一般的に1stと3rdが名盤とされています。(変わり者の自分は、他人が出来の悪い子供をけなすほど、その子が可愛くなってくる性分のようです。)
確かに、先述の2枚に及ばないかもしれません。しかし某雑誌などの不当な評価には首をかしげたくなります。
1stからのファンの方の中にはアメリカに魂を売ったかのような②などを聴いて失望された方も多くいらっしゃるかと思います。自分は幸か不幸かこの2ndから入った為、思い入れも結構深いです。
上の方々も書かれてますが、前作からの流れが残る①⑤はもちろん、DURAN DURAN(古い!)などが歌ってもおかしくない⑥、スーパーメロディアスなインストの⑧、哀愁味いっぱいの⑨、哀しげなのに勇気が沸いてくるラストの⑪など、特に後半に佳曲以上の曲が多く在ります。
熱心なファンの方には「こんなのマンティスじゃない」と仰られる方もいると思いますが、自分にとってはこれも十分ありです。
重ねて言いますが、歴史に埋もれる作品では決してないと思います。
たしかにアメリカンな曲もありますが、メロディアスなのは変わってない。自分的にはファーストよりも、こちらの方が好きである。この作品ではティノ・トロイとデニス・ストラットンがリードボーカルを取っているが、違和感なく聴ける。
訂正です。リードボーカルを取ってるのはクリス・トロイとデニスでした。ついでに真のセカンドにあたるデモラビリアもお勧めします。
PVを見て思った。デニス・ストラットンのボーカルは良い。THIS TIME GIRLがそれで、恐らくシングルカットされた曲。キャッチーでメロディアスな曲で、売れ線。実際には売れなかったが… くどいようだか、このアルバムは飽きない。良い作品ですよ。
奇跡の復活を遂げた1991年にリリースされた2nd
デニスの持ってきたアメリカンな曲と従来の哀愁のマンティス節との噛み合わせがイマイチ悪く統一感には欠けるが数曲における泣き具合は素晴らしくマンティスファンなら押さえておきたいですね。再デビューに掛ける思いと時代を加味すればある程度の方向転換は予想していただけに落胆は少なかった。