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THE GRUDGE / MORTIIS
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2004年発表の7thアルバム。
以前に4thは聴いてたんですが、また凄い変わりようですね…。

ULVERやTHE 3RD AND THE MORTAL、MANESなど、ノルウェーにはインダストリアル/
エレクトロニカ方面に活路を見出すバンドが少なくないですが、前述のバンド達が
そうした要素を情景描写に使う傾向が強いのに対し、MORTIISはラップやNINE INCH NAILS
そっくりの歌メロを導入した、歌モノ要素の強いある意味売れ線と言えなくもない路線。

とてもじゃないけどEMPERORのメンバーだったり、COLD MEAT INDUSTRYに所属していた
経験のある人の作品とは思えません。アメリカのインダストリアルバンド…とか紹介されたら
普通に信じてしまいそうな音に仕上がってます。

この音楽性、何気にZILCH辺りのファンにもお勧め出来そうな気がするんですが…
音楽性が似ているのみならず、シャウトしても攻撃的になりきれない、線の細く味のある
ヴォーカルや、ヴィジュアル面で自分をプロデュースする手法(特殊メイクが凄い…)など、
かなり類似点は多いと思います。ただ、ZILCHと比べるとマニアックというか、自己満足
っぽさを感じるというか、キャッチネスに徹しきれていない印象があるのも確かですが。

V系からZILCH(hide)辺りを経由して、インダストリアルからメタルに入った人って案外
多いんじゃないでしょうか。そういう経路でメタルに入った人なら聴く価値ありかも。
Usher-to-the-ETHER 2008年6月22日(日)22時8分

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