TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るSEAR BLISSのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
THE ARCANE ODYSSEY / SEAR BLISS
このCDをamazonで探すstyle=border:none

2007年発表の6th。

硬質かつクリア、タイトに纏めながらも宇宙的な情景描写を更に強めるノイジーなギターを
フィーチャーした音質、美メロ・哀メロを織り込んだトレモロリフやそれに絡むスペイシーで
アトモスフェリックなキーボード、狂気だけでなく威厳や色気も感じさせる低音デスヴォイス等、
どこを切っても実に質の高い宇宙的なシンフォニック・ブラック。
出音には正統派にも通じる真っ当なメタルとしてのかっこよさがあるので、シンフォブラックの
ファンだけでなく、メロデス好きにもアピール出来る音だと思います。

しかし、一番の特徴は大胆に管楽器(トランペット・トロンボーン等)を導入してる事でしょう。
全編を通じて出ずっぱりという訳ではありませんが、サビに当たるような「ここぞ」と言う
ところで登場し、鮮烈な印象を残していくような使われ方がされており、存在感はばっちり。
管が入るパートでは「スペイシー」から「スペースオペラ的」に音像がレベルアップしてる
感じです。しかもこのバンド、93年の結成時から管楽器とシンフォブラックの融合を
志向してるからなのか、管楽器を取り入れた展開に全然無理がなく、ドラマティックに
仕上がってるのも凄いんですよね。

これはユニークだしクオリティも高いし、一発で気に入ってしまいました。
シンフォニックブラック好きなら必聴です。
Usher-to-the-ETHER 2008年7月12日(土)19時17分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!