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THUNDER IN THE EAST / LOUDNESS
ラウドと言えば、コレでしょう。HURRICANE EYESがイイのはわかります。
メンバーチェンジがあるまで全てのアルバム聞きましたが、
このアルバムがラウドネスの核です。
HURRICANE EYESが近代化アルバムなら、こっちは原点のような物。
80年代を感じる一枚。この頃ってこんな感じだったのかなってリアルタイムでなくてもわかる気がする。前作と比べサウンド、プレイ共に格段に良くなった。
日の丸を背負っていざ出陣!って感じ。当時、ほんまに心強く感じたよなー。アメリカ人の鼻へし折ってやらんかい!と思ったよなー。最高なアルバムやけど、ラウドの魅力が詰まってるとはいいがたい。ちょっとアメリカンなマックスノーマンのいいなり。よー我慢したなーひぐっつあん!ラウドの魅力が詰まってるのはにいちゃんのはずかしい日本語ヴォーカル満載の「魔界典章」と世界に出しても恥ずかしくないのは「撃剣霊化」なんだな。これが。メイデンの名プロデューサー、マーチンバーチにプロデュースしてもらったらすごいアルバムできたかもね!
これを機にたっかん使用のESPギターの海外での使用者が急増することになる。ある意味影響力絶大なバンド!次のアルバムがチャンスやったのにいかんせん曲が悪すぎたんだなこれが。
はっしー 2002年11月26日(火)22時41分
前作までは欧州で受けている日本のバンドっていう印象で彼らを見ていたが、本作からアメリカにも本格的に進出した印象がある。
個人的には欧州風味の彼らは大好きだったんだけど、これもなかなかの力作である。
HAMMERFALLも新作でカバーしていた“Crazy Nights"はリフが本当にかっこいいし、社会人になってから聴くと身にしみる“Clockwork Toy"など名曲ぞろいだ。
ただVoは当時から好き嫌いがファンの中でははっきり分かれていて、僕は正直苦手だ。鼻についててのっぺりした感じで、どうも好きになれなかった。
それと今更レコードの裏ジャケを見ると、時代のせいとはいえ、ドン臭く感じるので、これを若い中高生が見たら、少なくともかっこいいとは思わないだろうな(笑)
最後はちょっとチャカした感じになったけど、基本的には好きなんでファンの人は怒らないでね(笑)
今聞いても古臭くないと思います
こういういい曲がもっと日本にあふれてくれるようになるといいと思います
これがLOUDNESSだって感じがします
昨年、かなり遅れてLOUDNESS初体験。
いやはやかっこよくてびっくりです。
こういうのを正統派っていうんでしょうか。
硬質なリフ、実直な曲、まさにメタル然としたアルバムですね。
時代のせいか録音レベルが低すぎるのが難点だけど、音量上げて聴けば問題ないし。
RUN FOR YOUR LIFEはリズムが一風変わってて好き。
発表当時は「アメリカンナイズされ過ぎ」とか言われた様ですが、
「だからどうした?文句あるんか?」て言わんばかりの力作だと思います。
『CRAZY NIGHTS』はライブには欠かせないし、『GET AWAY』や『CLOCKWORK TOY』の
疾走感はたまんないし、『NEVER CHANGE〜』はラウドネスのバラード史上TOP3に入る名曲だし、その他の曲も洗練されてて素晴らしいと思います。
ちなみに裏ジャケですが、メンバー達も当時そのジャケを「ゴリ」と読んで笑いのネタにしてたみたいです。
このアルバムはリアル・タイムで聴きましたが、友人宅のスピーカーから流れてきた「CRAZY NIGHT」のリフの余りの音の良さ(とリフそのものの格好よさ)に二人で興奮した思い出があります。いわく「JAKE(当時、OZZYのところにいた)みたいやんけ!」。個人的には、VOが好みではないこと、VOWWOW派だったこと(当時は、この2バンドのファンは微妙に敵対していたように記憶している)を鑑みても、やはり「日本のヘヴィ・メタル」(敢えてジャパ・メタとは呼びません)史上、忘れることの出来ない一枚だと思います。良くも悪くもこれが「世界のラウドネス」と当時、ロクf(懐かしい・・・)誌上を騒がせたトップ・バンド、LOUDNESSの「音」ではないでしょうか。
当時は、アメリカでデビューだ!というだけで、胸躍らせてました。。。
何回も聴いたし、内容もいいアルバムです!
せつない感じの『RUN FOR YOUR LIFE』のメロディが忘れられない。
重低音のリフ、歪が効いたクリーンなディストーションギター、ライブ音源みたいな
スネアの音、磨きが掛かったタッピング・速弾き!。 全てが"最高"であり度肝を抜いた。
アメリカ進出のニュースも嬉しかったけど、それよりも海外のヘヴィメタバンドの来日
を待たなくても、日本に最高で素晴らしいヘヴィメタバンドが健在することを多くのロック
ファン、ギターキッズに知らしめることになったことの方が当時嬉しかった。
かっこいいイントロの重低音メインリフが曲中にも間奏にも活躍してる『CRAZY NIGHT』。
哀愁漂うギターリフ、間奏のタッピング、構成がドラマティックな『LIKE HELL』。
冒頭のガラスを引っかいたようなギター音、ザクザクしたリフとピッキングハーモニクス
がうまく絡み合っているリフが印象的な『WE COULD BE TOGETHER』。
これまた哀愁漂い、変則的な変拍子リフがかっこいい『RUN FOR YOUR LIFE』。
新鮮でエンディングに相応しい『NEVER CHANGE YOUR MIND』。
このころのラウドネスは天下無敵だったように感じる。
是非、今の若い世代のロックファンにも聞いてもらいたい。
Thunder in the Eastの話題を挙げるのって恥ずかしいなー。白状すると、当時かなり夢中になりました。デビューから着実にステップアップを重ねついに究極のヨーロピアン風ジャパメタを極めた撃剣霊化にはまっていた私です。ついに全米進出を果たしたこいつもなかなかの完成度を誇ってます。二井原もデビュー当時に比べれば声質が太くなってきてたしね。
ただハイファイの極みっつーか、ドンシャリすぎるだろー。90年代以降のデジタル録音に比べるといかにもなEQフィルターが胡散臭いのなんのって。さらに得意のプログレ風味はRun for Your Lifeぐらいで基本的に作曲禁止みたいなー。そりゃそうだよなー。Cum on Feel the Noiseをメタルで演奏したらほんとにピカピカ黒キャデラックに乗れるようになっちゃう国ですから。着飾ってでも売れなきゃしゃーねーと。どう考えても彼らの能力だったらCrazy Nightsなんて寝転っびながらでも書ける曲でしょ。ま、Deep Purpleのヒット曲だってそんなのばっかだし、そういうのを狙って作る方が逆に難しかったりもするんだけど。
アップテンポの優秀曲Like HellやGet Away辺りに顕著ですが、ESPの緩巻低電圧の名PU「LH-200」の拾うトーンが美しい構築美たっぷりのギターソロに強烈な聴き所があります。特に後者のピッキングの軽快さなどはイングヴェイに刺激された時期とは言え名手高崎晃の本領発揮です。ラストのNever Change Your MindはM.S,Gのこれまた名曲Never Trust Strangerみたいな感動的なメロディラインで個人的にはちょっぴり恥ずかしさを感じさせられてしまうアレスより数段好きだなー。ま、とにかく良く出来てるHMアルバムですよ。
アルバム自体は大好きですよ。ライヴも行きました。LINES ARE DOWNで始まるライヴ。ものすごい盛り上がりでした。(地方だったからなおさら)ただ、当時発売されたプロモ・ビデオ集(VOL.1,2)を観て恥ずかしい思いをしたのは私だけではあるまい。思いっきり島国丸出しみたいな映像の「クレイジー・ナイト」。誰だ?あんなプロモ作った奴!
やっぱり、なんだかんだ言ってLOUDNESSと言えば本作なんです。俺にとっては。
ニ井原さんのVo.は確かにちょっとやばいかもしれんが、それでもやっぱり好きなんです。
なにより1曲目「CRAZY NIGHTS」のリフの切れ味が最高だし、疾走チューンの「LIKE HELL」や「GET AWAY」も好きだ。
捨て曲も無し。じゃなくて、その他の曲も名曲・佳曲ぞろい。名盤。
このアルバムはやはり1曲目の「CRAZY NIGHT」にトドメを刺すだろう。必要にして十分な音圧と高崎晃の正確無比なピッキングは日本人が最も得意とする工芸技術が織り成す芸術品である。その良質な素材をプロデューサーであるマックス・ノーマンが巧く料理した記念碑的作品であり日本のロックの歴史にもその名を残した。これを聴かずして日本のロックは語れない。
アメリカで成功したアルバム。音楽もアメリカ仕様に節操なく変化している。しかし、その信念、矜持のなさが逆にこのバンドの強みである。それゆえ、近年のアーティステックな存在感をアルバムに封じ込めようとする仕業は己の空虚を晒け出す結果に終わった。
完成度が非常に高いアルバム。
アメリカで売れるためにこのバンドは節操のない曲作りをする、という批判もあったが、このバンドに信念や、男気を期待してはいけない。
なぜなら、このバンドは高崎晃(G)の気の赴く儘・・・。
しかし、このアルバムでは天才ギタリストの面目躍如。
ギター・ソロが凄まじくカッコいい。
これが、世界的に認知されたギター・ヒーロー高崎晃の渾身の一撃である。
マックス、もう一度だけでいいから彼らをプロデュースしてやって!
お願いノーマン!!!
マイナー調の暗さが抜けて、スッキリと垢抜けた印象を受ける、メジャー感漂う5thアルバム。
(マックス・ノーマンが手掛けたドライな音像もその一因か)
とは言え、別にポップになったわけでも能天気になったわけでもなく、
THERIONやHAMMERFALLもカバーした腰の据わったヘヴィ・チューン“CRAZY NIGHT"、キャッチーな疾走曲“LIKE HELL"、
サビメロとドラマチックなGソロが秀逸な“CROCKWORK TOY"、哀愁のバラード“RUN FOR YOUR LIFE"等、優れたHMチューンがズラリ揃った名盤に仕上がっている。
丁度、ダークなヨーロピアンHRバンドから、普遍的な魅力を備えたHMバンドへと変貌を遂げたSCORPIONSの『BLACKOUT』的立ち位置の作品・・・と言ったところか?
日章旗ジャケは今見ると苦笑を誘うが、このジャケで、このアルバム・タイトル、そしてシンプル(且つ魅力的)な楽曲が放つ「判り易さ」があったればこそ、
本作はアメリカ・ビルボードに19週連続チャートイン(最高位74位)という快挙を成し遂げられたわけで。
これ、最高。86年にアメリカのタワーレコードの店員も薦めてた。
ちょっとジャケットがとっコうふうなのがこのアルバムの評価を下げてると思う。
日本人の痒いところに手が届くにくらしいアルバムですね。
これって曲はないと思いますが、トータルでは最高。
ベスト盤にはない味があるな。
ちなみに私は、DIO好き。
このアルバムの評価が低すぎる。
これは、傑作。以上。
リフの心地よさですね。
本作から「SOLDIER OF FORTUNE」までのLOUDNESSは最高ですね。
Crazy Nightsもカッコいいが、Like Hellの疾走感も捨てがたい。
あのマックス・ノーマンのプロデュースにて全世界発売の第一弾となった記念すべき作品です アメリカンナイズされた今作には彼らの意地とアメリカでの成功を夢見る気持ちがぶつかっている名盤である 樋口のオカズの変化にファンなら複雑な気持ちになるのでしょうが 北欧風のギターソロや速いパッセンジャーを織り交ぜたギタープレイなど高崎のプレイのテンションは本当にスゴイ シンプルだがカッコイイ①のギターソロに僕はこの変化もすんなり受け止めました
音質は80年代臭くてアレだが傑作。
へぇ、意外。てっきりこのアルバムがトップに来るもんだと思ってたよ。
ビルボード・チャートにランクインしたこのアルバム、例えるなら
それまで哀愁と暗さが売りだったスコーピオンズが、マティアスを迎えてドライに
なったような感じ。
ラウドネスも、それまでの湿度をかなりの数値で除湿に成功。こりゃアメリカ人に
受けるわ。でも曲調の湿度は減っても音像はリヴァーヴとコンプレスで適度な湿気を
感じます。(当時の流行だね、この音像は。)
「CRAZY NIGHT」は、思わず体が揺れだすグルーヴィなナンバー。強力です。
(途中のM・Z・Aの意味は何なのでしょうか?)
ジャパニーズHMの金字塔です。未聴の方は是非。
私もLOUDNESSと言えばTHUNDER IN THE EASTかな。 学際でLOUDNESSのコピーバンドをやりTHUNDER IN THE EASTからの曲が多かった。
初めて真面目に聞いたジャパメタで、高崎のキターフレーズや独特の音色に呆気にとられたもんです。
完成度が高いし攻撃的・アグレッシブで1度聞いたら一生忘れられない曲のオンパレード。。
LIKE HELL は当時のCMで起用されたことも注目度が高かった。
最近では24bitリマスタリングされ紙ジャケで再発売、個人的に大好きなGOTTA FIGHT(個人的には名曲)と、ODINが収録されています。
撃剣霊化からJEALOUSY、一作品おいてLOUDNESSまでが名盤としています。