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LAUGHING ON JUDGEMENT DAY / THUNDER
thunderは大好きで長いこと聞いていますが、一番はこのアルバムだと思います。聞いていて飽きない、聞くたびに新たな発見がある、非常に深みのある楽曲が揃っています。一聴して良い曲が多いのは1st、3rd、5thですが、噛めば噛むほど味がでるアルバムは間違いなくこれです。
信じられない事に、このアルバム、現在廃盤なのだそうです。
まあ、そりゃあね。BEHIND〜とかに比べりゃ、多彩さ、充実度ともに一歩譲るかもしれん。
「英国産」の地味な一面が、思いっきり表面化してしまった一枚と言えない事もない。
しかし、これ、大英帝国の湿った感触を愛好する向きにとっては、まさにバイブルといえるほどの、「100パーセント霧のロンドン」な一枚だったのと違うか。えっ!?
・・・失礼。
とにかく、このアルバムにはEMPTY CITYとか、LIKE A SATELLITEとか、そういう大事な曲が入っている。
もし中古屋で見つけたら、即刻捕獲しよう。
ホントに不当なくらい評価が低いですねぇ。
僕的にはTHUNDERで最も好きなアルバムですけど。
乾いた哀愁風味とでも言ったらいいんですかね。
大好きです。
あと楽曲毎の展開もね。
このアルバムから入ったという事もあり、自分にとってTHUNDERといえばまず2ndです。
初めて買ったB!はTHUNDERが表紙だった。
当時自分には渋すぎてガキの聴く音楽じゃないなと思いながらも、手持ちのアルバムが少なかったのでよく聴いてました。
実際良い曲の沢山詰まった優れたアルバムです。ジャケットも良いと思います。
このアルバムの評価が低い?現在廃盤?本当ですか?
HARRY 2003年12月14日(日)18時44分
アルバム収録時間が70分以上と、1枚通して聴くにはちょっと長すぎる感もあるけど、いいアルバムです。
キャッチーさということでいえば前作に軍配があがるかもしれませんが、今作はさらにブリティッシュ・ロックの真髄(?)に近づいたともいうべきな味わい深さがある。
特に大作だけど、ダニーのエモーショナルな歌が光る「EMPTY CITY」などはブリティッシュ・ロックの歴史に残る名曲といってもいいと思います。
他にも、ダニーの力強くソウルフルなヴォーカルがいい「DOES IT FEEL LIKE LOVE ?」、
ホーンの入った、ポップで躍動感のある「EVERYBODY WANTS HER」、郷愁のバラード「A BETTER MAN」、
力強く躍動感のある「LIKE A SATELLITE」、物悲しい旋律の「TODAY WORLD STOPPED TURNING」などなど名曲多し。
日本盤に収録されているビートルズ、というよりジョー・コッカーのカヴァー「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」も良い。
それにしてもダニーのソウルフルな力強いヴォーカルが素晴らしい。曲も華やかさはないですが、とても味わい深いものばかり。
特に好きなのは「LOW LIFE IN HIGH PLACES」で、特に後半、ギターソロの直前から爆発的に盛り上がっていくところ。
ジャケットが夢に出てくる!!当時、SEPULTURAとともに斬新なジャケットの1枚でした。そして中身が濃い!最高!!
ブリテッィシュ・ブルーズ・ハードロックの美点であるダイナミズムと叙情性に溢れる
楽曲を稀代のシンガーが歌い上げる90年代の名盤。
単純に沢山の良質の曲が入っており、曲自体に「BEHIND CLOSED DOORS」以降のアルバムより緊張感が漲っているという意味ではTHUNDERの最高傑作といってもいいと思う。
壮大なスケールを感じさせながらもノリのいい①、ポップでキャッチーな②
後半のドラマティックな展開がLED ZEPPELINを想起させる③、ダイナミックなタイトル曲④
歌詞も音もヘヴィな⑤、哀愁の⑥、叙情感溢れる⑦、ハーモニカが泣かせる⑩、
ロック史上に残る名バラード⑬、素晴らしいカヴァー曲⑮と名曲が目白押し。
敢えてネガな部分を挙げるとすれば、収録曲が多すぎること(15曲はいくらなんでも多すぎる)
後半の曲が前半に較べて弱く、似たテンポの曲が多いので途中でだれてしまう事、
またこれはこのアルバムに限ったことではないのだが、THUNDERは曲のエンディングを
やたらと引き伸ばす傾向にあり(それがブリテッシュロックらしいと言えばらしいのだが)、
聴き手の緊張感をそぐ一因にもなっている気がする。
とにかく、THUNDERといえばこの一枚、貴方も是非どうぞ!!
サンダーってバンドはどうも評価が低い。後追いの僕もなかなか良さが感じられるまで
時間がかかった。このアルバムは名曲が多いのですがスタジオ盤としてのまとまりの良さがエネルギーを殺している。ライブで聴くと抜群に感動するのだが。ここにサンダー
の良さが一般に伝わらないのだろう。おしい。もっと聴いてもらいたい名盤である。
最高傑作は1stだと思うけど個人的に1番はまったのは本作だったりする。
勢いは弱まった感じだがスケールの大きな楽曲によりいっそう深みが加わり聴けば聴く程に新たな発見がある。
特に壮大な⑤は圧巻!!!
古き良き時代のサウンドがぎっしり詰まっている名盤。
こんなにもすばらしい作品が現在廃盤?だそうだけど中古盤が捨て値でゴロゴロ出まわっている(悲)のでそちらでどうぞ・・・
黒いDNAを受け継ぐ英国らしいバンド。英国らしいアルバム。
故に、もうちょっとコンパクトにしてくれていたらリスナーの理解度も格段に
深いものになっていたんだろうに。うーむ、惜しい。
とはいえ「EMPTY CITY」の深遠な展開は長さを感じさせないし、ダニーのヴォーカルも
いっそう深みを増したと思う。ルークの曲作りも次作より充実してる。
自分たちのやりたいことと世間が求めることとのギャップが、このバンドの評価を
邪魔しているんじゃないのかなぁ。
はっちゃん 2009年6月25日(木)19時42分
一聴して前作であるファーストには及ばないと当時思った。でも聴き込めば深みのある傑作だという事に気付く。いまでは彼らのカタログ中上位に来るくらい好きなアルバム。