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ARCHITECT OF LIES / MERCENARY
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基本的には前作の方向性と全く変わってません。
ただ前作にあった若干のプログレっぽさは減少し即効性がかなり上がりました。
もっとストレートにそしてよりパワーメタル寄りに。
前作から一人でこなしてるVoのミケルの表現力も更に磨きがかかってます。
myGrain、Disarmonia Mundiなんかよりデス成分が薄いにもかかわらず彼ら同様
中期Soilworkが目指して出来なかったサウンドを見事に体現出来てるアルバムだと思います。
黒バット 2008年8月22日(金)5時37分

初回版を購入。ボーナストラック1曲と、やたら豪華なDVD付きです。アートワークは我等が二クラス・スンディン!(笑)

プロデューサーは前作と同じヤコブ・ハンセンで、Ba/Voにレネ・ペデルセンが新加入で穴を埋めています。
レネはスキンヘッドの巨漢でとても存在感があります。良い人が入りましたね。
基本は前作の延長線上にあり、パワーメタル+モダンメロデス+モダンゴシックに若干のプログレ、スラッシュを加えた混合サウンドになっています。
明確なジャンル付けをしようとすると何と言っていいかわかりませんが、
近未来的なキーボード、ヘヴィでエッジの効いたヘヴィサウンドからして、現代的なヨーロピアンメタルから大きく外れるものではないでしょう。

また前作では空席だったBa/Voが新しく加入してツインヴォーカル体制が復活しています。
ミケルは非常にエモーショナルで上手いヴォーカリストですが、やはり一人でグロウル/スクリーム/クリーンは厳しかったのでしょう。
今回はレネがグロウルを担当してミケルを補佐しています。
前作時代のライヴ映像を見ると若干グダグダ・・・(笑)なところもありましたしね。

しかし、今作では本当に垢抜けた印象がとても強いです。
前作では一本調子な割には長めな曲もあり、アルバムで聴くと正直だれてしまうところがあったのですが、
今作では最長のもので6:01、他は4、5分代の曲がほとんどで、アルバム全体としてもコンパクトにまとまっています。
かなりわかりやすくなり即効性の強いものになりました。この路線で間違いなく成功でしょう。
私はオープニングナンバーの①でグッと胸を鷲掴みされ、アグレッシヴ/エモーショナルな②③で見事に撃沈されました。
メランコリックな⑤や、ボーナストラックの⑦も爽やかでとてもいい曲です。
プログレ風味のダーク/ヘヴィな⑨もこのアルバムでは割と異色ですが気に入りました。
また、ギターソロもたっぷりとあり、特に⑤のギターソロは渾身の出来です。
ちなみに⑥⑦は繋がっていてとても良い流れ。なぜ⑦をボーナスにしちゃったんでしょうか・・・。

本当に素晴らしい傑作アルバムです。
様々なメタルの要素が違和感なく同居しており、多くのメタルファンの耳に訴えるものがあるんじゃないでしょうか。
ヴォーカルスタイルは違いますがSoilworkファンには特にお勧めです。
寝坊メタル 2008年9月1日(月)10時52分

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