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〜LA'TEM〜 / 鼓太蝋
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2006年発表の、オリジナルアルバムとしては一枚目となる作品。

本人も「ヴィジュアルメタルというと一番近い」と言っている通り、ほとんどの曲で
V系/歌謡ロック的な歌メロと、メタリックなギターリフが聴けるロックという感じの作風。
C-CLAYSで演っていたような華やかなキーも多くの曲で聴けます。また、大きな特徴として、
ヴォーカルが他の作品よりもかなりV系寄りなのも挙げられますね。初期ラルク的な中性的な
妖しさを醸し出す歌唱や、初期Dir的なあからさまにおどろおどろしさを演出する歌唱なども
飛び出し、メタラー的には結構好みが別れそうな感じ。私は好きですけど(笑)。

ライナーを読む限り思い入れの強い作品らしく、丁寧に作られているとは思うんですが、
中盤以降少しダレを覚えるのも確か。ギターはメタリックですが、正直それだけに集中して
聴いて楽しめるほどでもないし、2ndと比べて歌メロが印象に残りにくい曲が多い気がして、
質は高いけど中途半端な部分もあるという印象。個人的に「Live in the Nightmare」は
感動すら覚えたんですが、こっちは良い作品だけどそこまでのめり込めないという感じ。
丁寧さは残したまま、もう少しインパクトのある曲が多ければ良かったと思います。

とは言え、「D.I.S」「GATE Ⅲ」「ペルソナ」辺りはV系とメタルを両方聴く人には
間違いなくキラーとなる名曲だし、本当につまらないと思う曲は一曲として入ってないし
2ndが気に入ったら、こっちも持っておいて損はないんじゃないかと思います。
Usher-to-the-ETHER 2008年9月1日(月)21時9分

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