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STILL LIFE / OPETH
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通算4枚目のアルバム。良くも悪くも楽曲的に奇麗にまとまり過ぎている感がある次作「Blackwater Park」だが、楽曲のメロディアスさでは本作を是非挙げたい。
荒涼で殺伐とした北欧の極寒の原野を想起させる楽曲。原野を駆ける動物の息吹きを
伝えるかのような重くヘヴィなリフ、咆哮するデス声。楽曲の尺や複雑な展開など表面的な印象を超えた独特な雰囲気がある。楽曲の展開の複雑さや変態的なリフに耳を奪われがちだが、聴くにつけテクニックよりメロディに重点を置いているのが分かるだろう。特に「動」と「静」の部分の緩急の使い方が見事だ。
おぺす 2002年4月25日(木)3時10分

私もこちらを推しますね。
変革を見事に遂げたロックがあります。
よっし 2003年4月9日(水)5時50分

ありがちな表現になってしまいますが、美と醜の対比がたまりません。
ヘヴィなパートもリフがとてもメロディアスで、長さを微塵も感じさせません。
2の美メロなんかもう・・・
gokio 2003年11月21日(金)18時7分

超名盤です。
美・醜混在のメロディーが凄い。

ちなみにアートワークは美しすぎ。
このジャケの美しさは自分の人生で暫定No.1。
おそらくこれからもこれは超えられない。
ボドムっ子 2004年1月13日(火)17時29分

慟哭 この言葉が一番似合いそうな作品
一曲目のアコギが入った途端からもうメロメロ
あまりにも唐突なヘヴィパートに不覚にもびっくらこいたが
とにかく全ての曲が美しい
個人的には#1#2#3#5#7 中でも特にFaceOfMelindaはお気に入り
夜中一人で外をほっつき歩きながらStillLife聴いておセンチに浸るのも
また格別です
Prowler 2004年1月24日(土)6時56分

ゴシックの真髄を克明に伝える大傑作。

極端なまでにスピードを抑え、タメを効かせたスローテンポでジワジワ畳み掛けてくるアプローチは嵌ると抜け出せなくなる。
ギターのフレージングなど随所に印象的なメロディを挟み、耽美的かつ陰鬱なムードを放ちつつ極めて劇的に突き進むサウンド。
深遠なドラマ性を孕んだ音楽性。
バンドの気高さが全編に漲っている名盤。
アゴ 勇 2004年2月13日(金)22時29分

皆さんの仰るとおりリフがとてもメロディアスで妖しく、他の作品よりもゴシック度が強い感じがします。
前作よりデスヴォーカルの咆哮が良くなりいい感じ。
クリーンヴォーカルは他のアルバムよりも優しさ、温かさが感じられる気がします。
このアルバムもイイですねぇ。

やっぱ癒えるなぁ、このバンド...
カズチン 2005年3月1日(火)21時41分

言うべきことはもう上に書き尽くされていますね。ストーリーアルバムなのに楽曲の
多彩さを欠かず、長いのに一気に聴ける、とだけ言い足します。

『Blackwater Park』とセットで、"一枚の絵巻"と"小品(十分長いですが)を集めた
画集"、という位置付けで楽しむのもよいのではないでしょうか。どちらも多分に絵画的
な作品ですから。
k.s.m.2 2005年3月6日(日)3時28分

一曲目、アコギが入ってきたときには震えましたよ!
メロディアスなパートがBlackWaterParkよりも多いように感じました。
cory 2005年3月21日(月)20時57分

これも傑作ですね。ジャケも最高。
耽美的で陰鬱な音像は一緒なのですが、この作品は叙情的なメロディが多いのが特徴。
これを最高傑作とする人が多いのも納得。
聴く映画とはこういう作品の事を言うのだろう。
WILK 2005年10月27日(木)1時40分

「神聖」という言葉を送りたい。
ドクトル・メタル 2006年5月14日(日)22時23分

前作で方向性を固めたのだろうが、一体どんな現象が発生すればこんなにクオリティが上がるのか?
細やかにして病的、歪にして精緻極まるアレンジの楽曲群が問答無用の説得力でストーリーを描く、3rd時と違う意味でとても同じバンドと思えない99年発表の4thアルバム。前作が鬼のような存在感だとしたら、今作は鬼神です。神の領域です。

とにかくアレンジの精密さが桁外れに向上している・・・いや表現が生温い、完全に次元が違っている。前作の中核にあったのは単に獰猛なデス・メタル・リフだったが、今作はヘヴィ・メタルを一足飛びに越えてプログレ的ヘヴィ・リフというか、なんか独自の歪み方をした異形のリフである。これがまた緻密で複雑なのに、そこから何の違和感もなくいつのまにかやたら哀愁のある儚いパートに移行しているのである。御免なさい・・・いや、何か意味もなく謝りたくなってしまった。

で、そんな展開ばっかで8分とか10分とかの物語を描いてしまうのだが、さらにそんな曲ばっか7曲もあるわけで、聴き終わる頃には現世を離れて幽体離脱する事必至である。

とここまで考えて、何気にこのバンドのやりたい事というのは1stから変わってないのだなと思った。ファンタジーでもないスプラッタでもないサタニズムでもない、他のバンドのどれとも違う、憂愁と絶望が支配する異世界の表現。それが一線級の音楽性を持ったわけだからそりゃあ恐いもんなしである。99年の作品とはいえぶったまげました。

後期EMPEROR同様、本質的な意味でのプログレッシブ・デス・メタルであると思う(EMPERORはブラック・メタルだが)。

mokusatu 2006年7月31日(月)3時9分

やはり何度聴いても彼らの作品の中ではこのStill Lifeが最も良い。
まさにジャケットの世界観を音で表現しきっていると思う。
他のどの作品よりも耽美で陰鬱で叙情的で哀愁漂う深淵なる異世界...
ほんとそんな感じです。

これが最高傑作でしょう。
たまねぎ 2006年8月13日(日)2時20分

今のところこれが最高傑作だと思う。
美しい名盤。
Dr.Strangelove 2006年11月1日(水)17時9分

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