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SHOGUN / TRIVIUM
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1回通して聴いた感想は、会心作ではないが駄作でもないといった印象。
前作よりクリーンボイスが抑えられAscendancyのときのスタイルに戻っている。
正直The Crusadeのような直球メタルの方が好きだったので少し残念。
前作からファンになったという人は今作は気に入るかどうか微妙・・・。
ただ決して駄作ではないものの、聴き手を選ぶ作品であるのは確かだと思う。

それにしてもアルバムのタイトルが「将軍」ってねぇ・・・。
金正日を思い浮かべてしまったよ。
水ぶくれ 2008年9月24日(水)23時12分

う〜んデスボイスを各所で多様してますがここで入れる必要あんのとさえ思ってしまいます、あまり印象に残る曲も少ないし全体的に暗い作品ですね。前作の1〜4のような爽快感もないしちょっと残念でした。でも単独公演は最高でしたよ、次回作に期待。
absoluto 2008年9月25日(木)9時8分

何と言っていいのか凄まじいタイトルの4thアルバムです。DVD付きのスペシャル・エディションを購入。

タイトルが「将軍(Shogun)」となっていますがアートワークを見る限りこれは「魑魅魍魎」というやつではないのかと・・・(笑)
その「将軍」が平將門あたりを想定しているのならなんとなく納得できる気もするんですけどね。

さてアルバムの内容ですが、今作では前作で極端にまで抑えられたデスヴォイスが復活しており、アグレッションが増量された印象を受けます。
しかし、メタルコアに戻ったかというと決してそうではなくて、デスヴォイス入りの正統派メタルといえる作品ではないでしょうか。
また、そのアートワークに比例するようにダークなフィーリングを持った作品であり、
今までの彼らからするとちょっとわかりにくい作風かもしれませんが、曲の平均値は今までと同様に高い水準が維持されています。
個人的には強烈なメタルナンバーの①、キャッチーなサビの④⑤あたりがお気に入りです。

一曲一曲のインパクトは少し薄くなった気はしますが、聴き所はたくさんあるので購入しても損は無いと思います。
ただし、トータル時間がボーナストラックを除いても60分を超えるので、ちょっと長さを感じてしまいました。
長いなら長いなりの工夫がもう少し欲しかったかなぁ・・・と。まあ、それを差し引いてもクオリティが高いのは事実ですが。

なんだかんだで作品の雰囲気自体は前作より好きです。
ちなみにタイトルの割には和風はおろかアジアンなテイストは皆無なので注意。
また①のタイトルが「斬り捨て御免」なので「ま〜た変な邦題つけやがって・・・。」とか思っていたら本当に「Kirisute Gomen」なのでさらに注意!(笑)
寝坊メタル 2008年9月25日(木)23時28分

一度聴いてみた感じ、はっきり言って期待はずれでした。
何度も聴くうちに味がでるアルバムってありますが、これは二度目を聴く気がおきない。
復活したデスヴォイスがまるで効果なく、曲全体を悪い方向へ導いている感じです。
2ndが最も好きで、3rdへの変化も普通に聴きこめた私ですが、4thは・・・

先行PVで「斬り捨て御免」を聴いた時に「駄作の香り」がしたのですが、予感的中です。
もし同じ感覚を持った人がいるなら即購入は避けるが吉かもしれません。
期待が大きかっただけに、捨て曲だらけのアルバムを久々に掴まされた思いです。
「イイ!」と思った人はもちろん買ってください。
鮪大好き 2008年9月27日(土)0時33分

結構厳しい意見もありますが、僕は普通にいいアルバムだと思います。前作に比べるとやや複雑な印象は受けるけども、決して頭でっかちにならずキャッチーなメロディやツボを抑えた展開もはさんでいるので変に聴き疲れすることはありませんでした。
デスヴォイスの復活も僕はマイナスには感じませんでした。これは好みの問題なんで実際に聴いて判断して下さい。

土佐魂 2008年9月28日(日)8時43分

前作のここの書き込みに書いたとおりの、私の期待するとおりの出来で素晴らしい!そう、期待どおりであり期待以上ではなかったけど、彼らに期待するレベルは相当なレベルであり、それに応える作品を作っただけでも奇跡的であり大満足な一枚。
まずは、前々作のシリアスな統一感に戻ったのが嬉しい。そして、アグレッション・テクニック・メロディ・曲展開等、全てを深化させた感じ。あの作品の次に来るのは本作だったような気がする。前作と本作は順番が逆だったろう。ま、それはいいとして…
確かに、一聴したところでは全体的にモノトーンな感じで分かりやすさに欠けるし、ギターソロも派手に弾きまくっているわりにはテクに比重が置かれ印象的なメロディが薄くなったようにも思えた。だけどこの作品、ある程度の聴き込みが必要なのよ、ほんと。
それがメタルという音楽を崇高たらしめてる要素であり、これが元来のメタルだと思う。
ACDCじゃないんだからそう簡単に理解できなくて当然。
TRIVIUMの、またこの作品の凄いところは、そのバランスなんですよね。ニュースクールなアグレッションとオールドスクールな思慮深さ。
彼らに比べたら、アベンジド〜もバレットフォーマイ〜もポップミュージックに思える。住む場所が違うといった感じ。色んな意味での“重み"が違う。
というわけで、一聴目は88点。5回ぐらい通しで聴いた今となっては限りなく100点に近い98点となり、2008年の個人的ベストです!

PS.好みがありますから無理して聴きこむ必要ないですし、理解する必要もありません。ちなみにメタリカの新譜を駄作だと思っている男ですから、私は。
naosuke 2008年9月28日(日)17時38分

4曲目で一度雰囲気が入れ替わる。もともとこのバンドはキャッチーな曲を作れる土壌はあるバンドなのだ。侮れない。続く5曲目のソロフレーズもいいよ。
もちろんそれ以外の曲も秀逸なものが多く、一回でガツンと来るインパクトがなくても3〜4回くらい聴いてみた後に「いいじゃん」と思えるものの宝庫。
この作品で前作以上の大飛躍は期待できないのかもしれないが、良い作品であることに代わりはない。
本当に短いスパンでSLIPKNOT・METALLICAの超インパクトのある新譜が出てきているので私個人としては損している気がしないでもないが、1年後にも必ず聴いている作品である。よくがんばった。

セッキージョーダン 2008年9月29日(月)0時7分

え〜!!絶賛はオレだけ〜!?
最近のメタルでこんなことやってるのこいつら(このアルバム)しかいないのに〜!
今はもうハマりまくってます。
この後に久しぶりに前作聴いたらなんと淡白に感じることか。右から左に流れていっちゃう感じ。
本作の頭4曲で前作1枚分の充実度があるがな。
勿論、前半だけじゃなくて(集中力がもてば)全て佳曲揃いで捨て曲がないことがわかるし〜。
デス声の多様で曲に切迫感が出て、例えば3曲目に代表されるようにデス声のブリッジからメロディアスなサビへの流れの開放感はもうゾクゾクしちゃいます。
彼のデス声はたんなるコケオドシじゃなくて感情が感じられるとこが絶品。そんな彼にデス声を使わせないなんてナンセンスでしょ。
また、キーボードを使わずこんなにドラマティックに仕上げるなんて…。
全盛期のIRON MAIDENやMETALLICAを聴いてる感じだ〜。
ま〜、前作の〝ANTHEM〟をこいつらの代表曲(本質)と思ってる方々には理解できないサウンドだとは思います。
ほんと「ヤ〜バ〜ババイ」だよ、これ。
naosuke 2008年10月13日(月)12時17分

悪くないが、もうちっと上手く纏めれなかったのかなぁと。
大仰になり過ぎてしまってちょっと戸惑っています。
基本的に3rdより2ndの方が好きなのでああいう路線に戻らないかなーと思ってたのですが、戻りすぎだろ!!!
けどまあ、前作よか全然オッケーです。
マリー 2008年10月26日(日)19時17分

一聴して、これは聴き込まないとレビュー出来ないなと思い、少し遅れてのレビューになりました。
AscendancyやThe Crusadeの様な即効性のある曲が、少ないと感じたからです。
私もnaosukeさんと、ほぼ同意見です
始めは、音のエッジは丸くなって、歌メロが前面に出てきて、攻撃性が減少したように感じたのですが、聞き込むほどに考えを改めました。
(同じように感じた人はTRIVIUM史上最強の攻撃性を誇る⑥INSURRECTIONを聴いてみて下さい)
Ascendancyは、80年代や90年代のメタルを通過して来た新世代メタルで、新しさがありつつも、懐かしさを感じさせる音でした。
The Crusadeはさらに自らのルーツに戻り、80年代テイスト満載の音でした。
このアルバムを受け付けない人は、恐らくTRIVIUM に少なからずそういうものを求めているのではないでしょうか。
SHOGUNは、そういう意味では、最先端のメタルの音だと思います。
80年代テイストの減少は、分かり易さの減少にも繋がります。
しかし、良く聴けば前の2枚のアルバムと比較して、まったくレベルが落ちていないと気付くと思います。
私は一歩先に進んだと理解しました。
このアルバムをイマイチと思っている人は、先入観を持たずに、⑥⑨⑩あたりをもう一度聴いてみて下さい。
なかなかスゲー事やってるなこいつら、と思いますよ。
なべっち 2008年11月22日(土)18時5分

やばいやばい
俺も絶賛!!
⑪の最後の追い込みはやばいだろう
確かに聞き込んだほうが好きになるアルバムでしょうね
まさにスルメ
俺牛角 2008年11月24日(月)13時45分

賛否両論あるみたいですが、自分は好きですね。1stと2ndの美味しい部分を取って組み合わせた印象です。
1曲辺り5〜6分と少し長い(⑪のSHOGUNは10分越え!)ですが、クオリティの高い演奏&メロディで余り苦には感じませんでした。

デスヴォイスも復活し、ギターも更に上手くなりバンドの成長が良く分かるアルバムと思います。
ぽこ丸 2008年11月26日(水)15時22分

厳しい意見も多いですね。
私はこのアルバム、捨て曲なしの神盤だと思います!
特に⑪は最高の組曲です。

このアルバムで、彼らの崇拝するMetallicaに追いついたかな。
メラニン 2009年1月22日(木)14時19分

2nd,3rdを聴いて本作を1聴した限り、あれっ?と思ったのは私も同じです。
ただ何回も聴いてるうち、naosukeさん、なべっちさんのおっしゃっている事に私も納得いくようになりました。
スルメ盤というような言葉では表現したくない、実に深いアルバム。全体的に暗いイメージだし、複雑化してる故にダレるという意見もわかります。ただ、前作は曲を聴いていて「キターーーッ」という感じに対して、本作は「おーーーっ」という派手さなんてなくても驚くようなリフやソロ、曲展開が聴ける、それだけの事かなと思います。ひとつのメタルアルバムとしては凄い作品だと思います。
聴き手が求めていること、彼らがやろうとしていること、それが少し違っただけ。前作、前々作の本当の良さがわかっているならまぎれもない彼らのこの音を聴いてこのバンドから離れるような事はないと思います。
デヴォリューション 2009年2月15日(日)0時34分

最初に聴いたときはちょっと好きになれないなぁ・・・と思いましたが何度も繰り返し聴くたびに「オッ、このパートかっこいいじゃん」といった感じで新しい発見がいくつもあり、今ではお気に入りのアルバムです!

今後も彼らに期待したいです!
北限のメタル野郎 2009年4月3日(金)10時34分

良くも悪くもダサさ満点だった前作よりは現代的な音になっていて、自分はこっちの方が好きです。けっこうキャッチーなメロディーが聞こえてきますよね。メジャー感漂う安定感のある作品だと思います。
インコマン 2009年4月8日(水)0時3分

遅効性のアルバムだと思います。
前作のキャッチーさはないですが、聴き込むほどにいい味が出てきます。断じてスルメ盤ではないと勝手に思ってますw
タイトルやジャケットからも同世代のメタル勢にはない貫禄が漂ってます。
さすが将軍!
ぷりんぷ 2009年8月7日(金)23時44分

良質なメロディーと練られた曲展開が素晴らしい。
若手の中じゃ頭一つ抜け、早くも貫禄が付き始めてるような気がします。
現代メタルの代表格の一つではないでしょうか。
切り捨て御免、将軍といったセンスは大好きです。それにきいち君のしてることだし、わりと自然に受け入れられる。
メロディーは本当にいいですよ。それでいて突っ走る時は突っ走るメタルの醍醐味も当然あります。整合感もあり。
今のところ、彼らの最高傑作に思えます。でもきっと、まだまだいい作品を出し続けるでしょう!
カットタン 2009年8月14日(金)13時33分

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