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GOODBYE THRILL / GOODBYE THRILL
2008年8月発表、VENTURIAのMARC FERREIRAがFUNNY MONEYのDEAN CRAMERらと組んで立ち上げたプロジェクトの1st。全体にスロー〜ミドルテンポ中心でメタリックな印象は薄いが、メロディをとても大切にしている姿勢が伝わって来ます。そのメロディとは紛れもなくマークの音楽的背景であるという80s〜90sのメロディアスハードです。2008年の今、新作で90年前後のアメリカンHR爛熟期を彷彿させる音が聴けるのです。実は、自分が敢えてチェックしなかった産業ロックにかなり近いと言うかソノモノなので、その手の音楽が好きな人はもうゲットするっきゃないっしょ。
分厚くてキレが良い立体的なサウンドからは間違いなく80年代の香りが。
楽曲はどれもコンパクトながら確かなテクニックに裏打ちされており意外に奥が深く、印象的なGソロも散りばめられていて飽きさせません。
DEF LEPPARDやHAREM SCAREMのように爽やかながら哀愁のあるハードロックが好みの方はぜひご一聴を。
ボー・ヒルの手によるRAINY DAYS(これは名曲!)のリミックスバージョンがカッコイイので、ボーナストラック付きの日本盤がおすすめです。