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RAVNENES SAGAS / SVARTSOT
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2007年発表の1st。タイトルは「大鴉物語」の意。

メロデス調の演奏に笛による民族的メロディを絡めていくヴァイキングメタルで、タイプと
してはEQUILIBRIUM辺りに近そう。壮大極まりない世界観を描くEQUILIBRIUMと比べると、
メロディはやや素朴(と言っても充分クサい)な印象ですが、笛が無くても良質なメロデスと
して楽しめそうなほどバンドサウンド自体がメロディアスで、笛もリフと絡んだり
ユニゾンしたりして更にクサく聴かせるアレンジが多く、笛の音色自体がクサいので
全体的なクサさではEQUILIBRIUMに引けを取らないといってもいいくらいかもしれません。

また、ヴォーカルがブルデスに似合いそうな低音デスなのも特徴ですね。1曲目のテーマが
「イギリスの街を襲撃した後、死んだ仲間を弔う宴」だったり、EQUILIBRIUMやKORPIKLAANIと
比べて野蛮だったり悲哀があったり、より生々しい世界観を描いている感じなんですが、それは
このヴォーカルの貢献によるものが大きいかもしれません。
前述のバンドと比べるとインパクトは少し弱いかもしれませんが、よりシリアスな世界観や
骨の太い演奏という魅力があるし、ヴァイキング好きなら聴いておいて損は無いと思います。
Usher-to-the-ETHER 2008年10月2日(木)21時33分

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