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THE RAVEN RIDE / EMPIRE
Majestyのギタリストだったロルフ・ムンケスが中心となり結成されたバンドの三枚目
参加メンバーはトニー・マーティン、ニール・マーレイのサバス組みにドラマーにAXXIS,SILENT FORCEのアンドレア・ヒルガースを迎え制作された今作は、間違いなく様式美路線を追求したサバスサウンドを彷彿とさせるもので派手さはないがじっくりと聴かせてくれる、特筆すべきは相変わらず艶のある伸びやかな歌唱を披露するマーティンのすがすがしいパフォーマンスで威風堂々とした姿で魅了してくれます。ギターは地味だがしっかりと脇をサポートし良質な曲を書いているのも見逃せません。古き良きオーソドックスなサウンドを求める方なら聴いて損はないかと思います
個人的にはマーティン節が聴けるだけでも満足でした
ベースで参加しているニール・マーレイの老け具合に時代を感じますね、俺もオッサンだなぁとシミジミ感じますね
ニールは実に味わい深い職人気質のプレイを披露しています
後期の様式美サバスの空気を漂わせる曲が光ります。そして、それだけではなくて違うタイプの曲も取り揃えております。でもそっちはイマイチな気がするんですけどね(笑)。
自分は、①"The Raven Ride"・②"Breath"・④"Satanic Curses"・⑤"Al-Sirat - The Bridge To Paradise"・⑥"What Would I Do?"が好きです。
中でも、哀愁たぁっぷりに歌い込むマーティン節炸裂な曲"Satanic Curses"、寂しげな雰囲気が沁みる秀逸なバラード"What Would I Do?"。この2曲が特にいいと思います。
ただ、後半のほうの曲が弱いのが欠点ですかね。
正直ツメの甘いところがあるのは否めませんが、正統派/様式美系のHR/HMファンならためらわずにおススメできるアルバムです。