CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
TRILOGY / EL & P
EL&Pのアルバムの中では余り目立ってませんが、俺はこの作品が一番好きです。下手なドラマーとか散々に言われているカールもいい仕事してます。「HOWDOWN」最高!!
俺もカールのドラミング好き。このアルバムって目立ってなかったんですか?ベスト盤にはここの曲が結構入ってたんで、名盤なのかと・・・
どの曲もメロディがキャッチーというか、親しみやすいプログレ。
'72年。通算4作目。
リアルタイムでの体験でないのでよくわかりませんが、
私はこのアルバムが目立たないといわれるのが、
過去3枚のアルバムが全て衝撃的な内容であったせいかと思います。
では、本作には衝撃性がないのか?と言うとさにもあらず。
コープランドのロデオをアレンジしたHowdown1曲だけでも衝撃的です。
ただ、本作にはHowdown以上にG.Lakeの歌曲が目立った感じがある。
歌曲とインストの比率は、6:4あたり(ちなみに1st、2ndが約半々)。
この辺がまず微妙に目立たなさを与えているかと。
さらにハチャメチャさがある活力ある曲が少なく、逆に
渋く歌い上げる歌謡性に富んだ曲が多いのも特徴。
これらが大人しい、目立たないと感じさせる原因のひとつかと思います。
聴けば聴くほど、味のあるアルバムで、大人しい前半から大団円へと向かう
Trilogyはまさに本作を象徴した曲と思う。
そんな私見、印象はともかくとして、私はこのアルバムが好きです。
ELPの代表作として推薦しても恥ずかしくない1枚かと思います。
小粒な曲がいっぱい揃っていて好き。
アルバムの雰囲気は1stアルバムに似ていると思う。
素晴らし過ぎる傑作。
とにかく全曲聴いて下さい!、としか言えませんが、秀逸な曲を挙げるとやっぱり「永遠の謎」「Hoedown」「Trilogy」でしょうか。
「Howdown」はとにかく楽しい!!!。この曲、是非座って聴かずに立ち上がって聴いてみて下さい。間違いなくあなたは飛び跳ねます。バカになれまっせー!(笑)。
「Trilogy」はとても美しい曲。ジャケを見ながら堪能してみて下さいな。
そしてそのジャケットがまた良い出来。広げてみると異国の地の朝焼けを望む旅人のような雰囲気を見るものに与えてくれます。でもなんで皆さん裸なの?(笑)
この4thアルバムはジャケのアートワークがどうも見てて恥ずかしくて好きになれませんでした(笑)。
でも曲は粒がそろっています。前3作が大作曲を含む派手さがあったのに、このアルバムは小粒という印象はあるかもしれませんが、1〜3曲目、つまり「永遠の謎」パート1、2とその間に挟まれたインスト「フーガ」を組曲と見れば、冒頭から10分を越える大作です。まあ前作までの組曲は20分以上あるからそれでも小粒かもしれませんが…。
あと(7)「トリロジー」と(9)「奈落のボレロ」の8分以上だって、普通のバンドにしたら大作ですよね、充分。
20分もある曲なんてとても聴く気力がないっていう人は、このアルバムから聴くのがいいかもしれません。EL&Pの魅力はしっかり詰まっています。
叙情性豊かなのも良いですね。
本作品がEL&Pのベストだよ
私もこの作品がEL&Pの中で一番だと思います。事実このバンドの中でいまの所一番多く聴いている作品です(現在進行形)。本作は際だった大作はないが、佳曲の目白押しで70年代プログレまた、EL&Pの入門編としてもお勧めできる名盤だと思います。
エストック 2003年11月12日(水)14時29分
「なんだか宇宙人が出てきそうな音楽」byウチの親父
一曲目のイントロについて、です。
僕がEL&Pで初めて聴いたのはこの作品。
①〜③の流れがなんともいえぬ素晴らしさ。
「HOEDOWN」も良いよ。すごいよ「HOEDOWN」。
次作「サラダ」の「動」と対をなす「静」の名作。ジャケとの相乗効果で、とても落ち着いた感じ、しかしそれこそが最大の魅力となっている。「ホウダウン」は別格として、夜に1人グラスでも傾け、ジャケを眺めながら聴いているとまさに別世界に連れて行かれる。特にB面の深遠な音世界はジャケそのもの。一度お試しあれ。
チョッパー 2004年12月11日(土)18時39分
「宮殿」等、グレッグ・レイクの歌に惚れている人にとってはベストな作品。
彼の歌を充分に堪能出来ます。
コンパクトな曲ばかりなので、大作が苦手な人にもオススメ。
小粒揃いだけどプログレ的には傑作。
ただ、タルカスみたいなのを期待してる人は地味に感じるかも。
キースエマーソンのキーボード、カール・パーマーのドラミングなどとても素晴らしいんですが、自分はグレッグ・レイクの声に惚れました。
歌ものが多いこのアルバムは自分にはぴったりでした!!
一番最初に聴いてハマったのがトリロジーかな
なんていうか、いろいろな面で衝撃だった。
自分にとってのマイベストアルバムかな
そういうマッチな感じがこのアルバムにはあるよ。
かの長嶋茂雄も所有している(していた?)ELPの4枚目(wiki参照のこと)。
傑作アルバムです。少し過小評価されている感じがあり残念です。グレッグレイクの歌を堪能してください。
「永遠の謎」はもっと評価されてよい楽曲。「フロム・ザ・ビギニング」のイントロは「ラウンドアバウト」のイントロです。
意外と珍しい「典型EL&P」アルバム。
2大超名盤「TARKUS」「PICTURES AT AN EXHIBITION」を経験しているだけに3人が融合したバンド色が濃厚で、デビューアルバムや後の「WORKS」のようにソロ色は弱い。
「EL&P節」の典型をちりばめられているが、その一方で特に凄くもなければ悪くもない中途半端な1枚でもある。
A面にThe Endless Enigma、B面にTrilogy、Abaddon's Boleroという8〜12分程度の大作を置き、隙間を小曲で埋めている。
そのThe Endless Enigmaは非常に魅力的な作品で、このアルバムはこの組曲のためにあると言っても過言ではない。
一方、Trilogyは地味な1曲。悪くはないのだが、特に良くもない。まさにこのアルバムを象徴するような曲であり、The Endless Enigmaとは比較にならない。
アルバムを締めるAbaddon's Boleroはキースの野心が光る逸品だが、このアルバムには相応しくないように思う。対比と成りうる強力な曲が他にない為、重苦しさだけが残ってしまうのだ。
1曲1曲がぶつかり合うようなデビューアルバムにこそ相応しかったかも知れない。
小曲で特筆なのはなんと言ってもHoedown。
「TARKUS」時期に録音されていたトラックだが、なぜこのアルバムに収録されたのだろう?
「TARKUS」に収録していれば、Pictures At An Exhibitionに対するNutrockerの役割を果たせていただろう。
このアルバムには勿体ない。