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GODSPEED ON THE DEVIL'S THUNDER / CRADLE OF FILTH
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2008年発表の8thアルバム。正直、嬉しい内容である。邪悪なる英国ヴァンパイア集団が戻ってきた!と言える内容。前作ははっきり言って、個人的には全く受け付けないアルバムだっただけに、このシンフォニックでホラー的な暴虐ブラック路線へと回帰してくれた事が本当に嬉しい。フランスに実在した人物、ジル・ド・レイを描いたコンセプトアルバムであり、3rd、4thの頃の、俺が思うに一番彼ららしかった頃の音楽性がこの作品に表れていると感じる。前作を購入しがっかりさせられた俺のようなファン、このアルバムは聴いてみて欲しいと思う。損はしないはずである。
背徳ノ翼 2008年10月21日(火)17時59分

個人的には前作ではほとんど抑えられていたシンフォニックパートを今作では全面に出してくれたのがとてもうれしい
たしかにこのアルバムは初期、中期、の頃の要素をとり戻してきている(まだ完全ではないが)
くわしくはまずこの今作のアルバムを買って聞いて欲しい。ただ今回のジャケのデザインはいろんな意味で微妙かも。

おすすめは

Death of the loveと
13th Caeser



雷雲 2008年10月31日(金)1時28分

個人的には前作ではほとんど抑えられていたシンフォニックパートを今作では全面に出してくれたのがとてもうれしい
たしかにこのアルバムは初期、中期、の頃の要素をとり戻してきている(まだ完全ではないが)
くわしくはまずこの今作のアルバムを買って聞いて欲しい。ただ今回のジャケのデザインはいろんな意味で微妙かも。

おすすめは

Death of the loveと
13th Caeser



雷雲 2008年10月31日(金)1時28分

ごめん!二重投稿になっちゃった
雷雲 2008年10月31日(金)1時31分

ダサさを醸し出したストレートなアルバムタイトルに否応無しに期待したが、
個人的には期待以上の作品でした。

曲の感じはここ2作の経験を活かしつつも、背徳ノ翼さんの仰るとおり3rdや4thのような
シンフォニックかつアグレッシヴな、これぞCRADLE的ホラーなメタルが展開されていて激ツボ。
楽曲も良くなってるが、新ドラマーのテクやセンスも非常にいい感じだと思います。
前ドラマーのエイドリアンより好きかも。
ダニのヴォーカルも昔程ではないにしろ前作よりは金切り声を使用してくれているし、
何より低音ヴォイスが今作の楽曲に非常に合ってると思います。
やっぱこのバンドはコンセプトアルバムを作ってる時の方が気合入ってんじゃね?

怪しいアートワークも含めCRADLE好きは買いだと思います、
個人的にはCRADLE OF FILTHの最高傑作といっても過言ではない。
カズチン 2008年11月2日(日)20時17分

ジル・ド・レイをテーマにした2008年最新作。彼らの作品を購入したのは久しぶりです。

まずジル・ド・レイについて簡単に書いておきます。
ジル・ド・レイは、後に「青ひげ」のモデルとなったとされるフランスの貴族で、
黒魔術に傾倒し、一説には1000人以上といわれる少年たちを虐殺し性的興奮を得たと言われています。
なぜそんなことをしたかと言えば、彼はかつてジャンヌ・ダルクを補佐して戦った国民的英雄の一人で、
ジャンヌ・ダルクが火あぶりになったことで気がおかしくなってしまったそうです。
そして、事件が発覚し公開裁判にかけられると、泣きながら自ら罪を告白し、絞首刑とされ死体は火あぶりとされました。
(体が灰になってしまうと「最後の審判」で復活する体が無くなってしまう為、火あぶりは最上級の絶望を与える刑罰でした)

さて、本題の内容に入ります。今作では上記のジル・ド・レイの凶行をテーマにしただけあって、
重厚で禍々しい雰囲気に満ちており、それでいてアグレッシヴかつブルータルなサウンドです。
Vo.ダニ・フィルスもあの独特の金切り声で激しくシャウトしており好感触です。
しかし、このバンドは楽器隊も素晴らしい演奏を聴かせてくれますね。
ドラムもスピーディで安定しているし、なにより良いギターリフがたくさんあるのが嬉しいところです。
聞くところによると最近の作風はシンフォニック/ブラック色は控えめだったとのことですが、
今作では濃厚と言ってよいのではないでしょうか。特にPVが製作された⑧では顕著ですね。

本当に素晴らしい曲ばかりなので、あえてどの曲がいいとかは書きませんが、
ゴシック要素もあり、メタルの基礎は確実に抑えているのでたくさんの人にお勧めしたいです。
(この声が大丈夫な人限定ですが(笑))

当初は購入する予定も無かった私にとっては完全なダークホースでした。かなりの良作だと思います。
ボリュームたっぷりな二枚組初回版(輸入盤)がお勧めです。今なら円高のせいで安いです(笑)
寝坊メタル 2008年11月5日(水)22時39分

2008年発表の8th。

ネットやプレスでも評価されている通り、ここ最近の作品に顕著だったメタリックさは
残しておきつつ、以前のようなシンフォ要素やアグレッション、ゴシックホラー的耽美メロ等を
かなり取り戻している作風で、今までのCOFの集大成といってもいい作品だと思います。
私は、ブラックメタルのバンドが「正統派メタルの手法を取り入れてブラックメタルの感性を
表現する」のはともかく、「正統派メタルの手法を取り入れて正統派メタルの感性を表現する」
事にあまり意義を見出せないので、COFがこういう路線に戻ってくれて嬉しいです。

ただ、世間では「鬼女と野獣」の再来と言われてるようですが、個人的には似て非なる
アルバムだと思ってます。「鬼女〜」がバンドサウンドを媒介に、エリザベスの産まれた夜の
瘴気に満ちた空気だったり、死して尚荒れ狂うエリザベスの亡霊だったりといった情景を
想像させ、感じさせてくれる作品だったのに対し、今作は想像の余地を残しておきつつ、バンド
サウンド自体がかなり情景を描いている感じ。情景における「バンドサウンドそのもの」と
「リスナーの想像力」の占める割合が変わって、前者がより高くなったような印象があります。

COFのディスコグラフィーでは、「鬼女」がサントラ的メタル/ブラックメタルとしての
名盤なら、今作はヘヴィメタル/エクストリームメタルの名盤と言えるのではないでしょうか。
どっちが良いかは好き好きですが、私はメタルが聴きたい時は今作、聴きながら妄想に
浸りたい気分の時は「鬼女」ですね。メタルが元々好きで、これからCOFの世界に入ろう…
という人への入口としても最適な、決定的な作品だと思います。
Usher-to-the-ETHER 2008年11月15日(土)21時50分

確かにシンフォニックでホラー的な要素は取り戻しつつあるけど
かんじんなメロディーは昔ほどの魅力はなく
印象に残ったのはサビを女性がノーマルヴォイスで歌う③だけ。
便器に頭を突っ込んで 2008年11月20日(木)22時36分

このバンドは長い曲を最後まで聞かせる力がありますね。このアルバムも例に漏れず。傑作と言われてる3rdに似てますが、上でも言われてるようにメタル色が強い気がします。なんにしても今年買ったアルバムで一番いいかな。
FAF 2008年12月23日(火)0時12分

購入前、よくジャケットに色気がないという意見を聞きました。確かに事実ですが、中のアートワークは結構なヤバさ加減です。もう色気とかどうでもいいぐらい。
曲に関してはもうちょっとドラマティックな展開が欲しいかなとも思いましたが、それでは単なる過去の踏襲になってしまうので、前作のストレートなヘヴィネスを踏まえた表現形態の方がよりクレイドルの現在を表しているように思えます。ただ、スペシャル・エディションの方には彼ららしい大仰さと凶暴さ全開の長いインストがあるので、このために2枚組買ってもいい! という気になりました。
また、ダニの高音シャウトが好きという方には物足りないところもあるかもしれません。実際自分も、駄々っ子(ダニの高音ってそういうイメージなので……)が大人になってしまったような気がして一抹の寂しさを感じました。でも低音ボイスは回を重ねるごとに禍々しさが増しています。凶行と哀しみの歴史という共通点はあれど、エリザベスの物語の語り部としては金切り声、ジル・ド・レイの物語には濁声と言ってもいいような低音が似合うと思います。
ジルの語りを『Midian』でも共演したダグ・ブラッドリーが担当しているのが嬉しいところですね。以前はダニ共々アルバム世界のストーリーテラー(オラクル?)のような役でしたが、今回は静かながらも狂気と悲哀に満ちたジルに入り込んでいて、時にぞっとさせられます。

それにしても、この物語の最後には驚かされました。救済が見つかるとは思えない物語なのに、どこか救いのような描写がある。還る肉体を失い、地獄からも閉め出されたジルの魂はどこへ向かうのか。そして堕ちた英雄と聖女の僅かな繋がりとは……色々と考えさせられる結末でした。
Spleen 2009年2月9日(月)3時8分

オレは『Thornography』を聴いていないので正直前作の流れ〜とかそういうのはわからないが、
かなり良いアルバムであるという事はわかる。

個人的にはエイドリアンの抜けた穴を新ドラマーのマーティンがどう埋めたのかが気になっていたが、
やっぱりこの業界で活躍するドラマーなのだから上手いに決まっていた。
1音1音しっかり聴こえるし、フィルインも面白い。
vox 2010年8月14日(土)0時27分

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