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BEHIND THE LINES / SABOTAGE
久しぶりに10年来の友人に再会し昔話に華が咲き話題に出たバンドが彼等
1986年リリースの1stでかの有名な商業誌に酷評され14点をつけられたアルバムなのですが、天邪鬼な自分にとっては是が非でも聴きたいという衝動にかられ、幾多の困難を乗り越え聞く事が出来たアルバムでした。
当時イタリアのバンドのイメージなんて湧かないしどんな音が飛び出すかとドキドキしたものです。
音質は最悪だしアンサンブルもイマイチだがHM/HRが持つパワーとかスピード感が小気味良く展開していく様や愚直なまでの突進力にグッと来ましたね
ときより絡んでくるメロディアスなギターも良かったしはずれ気味のハイトーンも咽ぶくらいのマイナー臭と絡み欧州産ならではの湿り気と合わさり独自の世界観を演出
今の時代にこのクオリティのサウンドならゴロゴロとしているしネットで検索すればお手軽にサンプルを手に入れられる時代なのだが、数少ない情報を頼りに己のセンスと感を当てに音源を捜していたからこそめぐり合えた80年代アンダーグラウンドシーンに輝く好盤です。まぁ単純にバンド名に惹かれただけなんだけどね
ヘロヘロな演奏も歌もメタルバカ一直線なゴリ押しサウンドに懐かしい青春時代を想起させてくれますね