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THE SOUND OF MADNESS / SHINEDOWN
2003年米国フロリダ出身。
米国では前から大変な人気だったようだが、このたび3作目にて日本デビュ。
哀愁のメロディーと分厚いサウンド、聞かせるギターソロ、せつなくかすれたヴォーカルはHMファンをしっかりカバーしていると思われる。
①DevourのPVで衝撃を受け、CDも購入。
捨て曲なしだが、③Second Chance、⑪Call me、⑤The Crow and the Butterfly、⑥If You only knewなど特にお薦め。
アメリカンロックだから・・・などといわずに、メロディアス系が好きな人(Avenged Sevenfold等)が好きな人は、お試しあれ。
なんて言うか、凄く良い。
NICKELBACKが真っ当に進化したらこうなる、みたいな。
前作までは割とメロディアスな部分で評価が為されていた
気がするが、今作はロックとしてのアグレッションで勝負し、
見事に勝利!って印象。
もちろん、メロディが悪くなった訳では決して無いが。
リフがかっこいい。独特のセンスを持っている。特にcry for helpが好き。
2年前に発売されながら、未だにシングルカットされた曲がヒットしている彼らの最高傑作である。
同系統のバンドで言えば、ニックルバックやドートリー辺りになると思うが、この作品はそれらのバンドと比較しても、決して負けない強力な楽曲がズラリと並ぶ驚異の完成度である。
メロディーにもツボがあり、適度にキャッチーで適度にロックという、ラウドロックバンドとしてはある意味、理想形でもある。
③は大ヒットを記録し、今ミディアムナンバーの曲を書かせたら、ニッケルバックをも上回る勢いがある。
それにしても、この完成度はすごいよ。
80年代のHR/HMサウンドが好きな人や、ニッケルバックあたりが好きな人にもお薦め。