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WINTER WORDS(HITS AND RARETIES) / ALL ABOUT EVE
フォノグラム時代のシングル曲とB面・アルバム未収録曲を集めた
女性ヴォーカル&メロディ愛好家必聴のベスト盤。
欲を言えば,D' For DesireやDecemberの10、12インチのヴァージョンは
是非入れて欲しかった気がするが、特筆すべきは後半のB面・アルバム未収録曲。
アルバム未収ながら、捨て曲なしのクオリティには恐れ入ります。
その中でもDecemberのB面だったDrowningは初期AAEサウンドの源泉、
ティムのメロディアスなギターの魅力を最大限に生かした
英国テイスト満載のメランコリックな名曲。
取り敢えず入り口にはうってつけの1枚だが、ラナ・レーンやブラックモアズ・ナイトが
好きな人達にも是非聴いて欲しい。
なんといってもこのベスト盤の聴きドコロは、確かに DROWNING です。
残念なのは、シングルカットされた曲がほとんどアルバムと同じテイクであること。
いや、DECEMBER だけはシングル・テイクか。
とは言え、ショート版といういちばん哀しくなるテイクが入ってる...
あ、でも FLOWERS IN OUR HAIR のオリジナルとか OUR SUMMER の未発表テイク(らしい)などはどうしてなかなか...
雑誌でゴシックやプログレ関連でとりあげられていたので、興味をもって聴いてみましたが……普通のポップスですね、これ。ベストじゃなく普通のアルバムだともっと印象が違うのかな?
女声ポップスは好きでけっこう聴くので、抵抗はないですが。
この淡い雰囲気やメランコリックさはそれなりに良いんですが、なんとも煮え切らない感じがもどかしくもあります。それが英国風味?