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MYSTERION TES ANOMIAS / OFERMOD
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2005年発表の4曲入りEP。
98年の「Mysterion tes Anomias」と04年の「Netivah Ha-Chokmah」を纏めたリリース。

ブックレットによると、パート1(Mysterion〜)はオーソドックスなブラック、パート2は
デスと書かれていますが…確かにパート1はシャーシャー系の歪みに邪悪なトレモロを絡め、
ファスト&プリミティブに疾走するタイプで典型的なブラックのスタイルですが、パート2も
音が厚くなったり刻みを多用したりしてはいるものの、雰囲気は紛れも無くブラックそのもの。
むしろ音が厚くなった分黒さも濃くなってる気がします。WATAINやONDSKAPT、MALIGN辺りに
通じる、宗教的なカルト性が感じられるのも大きな特徴ですね。ヘブライ語やラテン語も用い、
リアルにサタニズムに深く傾倒してそうなムードがあるのもいいです。

ヴォーカルのスタイルはTRIUMPHATORやCHAOS OMEN系の苦しげにうめくタイプの
がなりですが、このVoかなり良いですね。MALIGNのNordと同一人物らしいですが、
苦しげだったMALIGNの時より安定してて、地獄から這い上がってくる亡者のような
恐さがあると思う。凄みの効いた声で、もう少し「押し」と「引き」を心得れば
FUNERAL MISTに肉薄できる表現力があると思います。

しかし、この作品はNecromorbus Stadioで録音され、ドラムのShivaはNecromorbus
その人らしいですが…AriochといいNecromorbus本人といい、Necromorbusに関わった人って
こういう潰れた声で邪悪さを表現するヴォーカル多いような。Necromorbus秘伝の歌い方
だったりして(笑)。それか彼と付き合ってると呪いで声が邪悪になってしまうとか(笑)。
Usher-to-the-ETHER 2008年11月18日(火)19時46分

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