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STRIKE BACK / STEELER(GERMAN)
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STEELERといっても、イングヴェイ・マルムスティーンやロン・キールが在籍していたLAのバンドではなく、
こちらはドイツはボッヘム出身の5人組HMバンド。マニアからは、現在はソロ・アーティストとして活躍するギタリスト、
アクセル・ルディ・ペルが嘗て在籍していたバンドとしても知られ、本作は、その彼らが'87年に発表した3rdアルバムに当たる。
中音域をメインにダミ声で歌うVo、ソリッドなGリフ、重厚なリズムをフィーチュアしたACCEPT影響下にある
剛直なサウンドは、まさに絵に描いたような「ジャーマン・へヴィ・メタル」然とした作風で、近年は、背伸びし過ぎな
Gプレイが批判対象になったりするアクセルも、ここでは(ツインG編成ということもあってか)アンサンブル重視の
Gプレイに終始していて好感触。その彼のソロ作に比べると、正直、全体的にモッサイというか垢抜けない印象は
拭えないものの、独インディーズ大手のSPV/STEAMHAMMERと契約を交わし、サウンド・プロダクションの飛躍的な
向上(エンジニアにはトミー・ニュートンの名前が)、初めてドイツ国内のナショナル・チャート入りを果たす等、
STEELERの出世作として名高い本作だけに、そのクオリティは確か。
ただへヴィでアグレッシブなだけでなく、フックに富むメロディの組み立てに長けているのも彼らの強みであり、
叙情的なイントロから疾走へと転じる③、メロディ・センスの良さが発揮されたミドル・テンポの④、スピーディな
アルバム表題曲⑥、硬派なバラード⑨といった楽曲は非常に良く出来てます。そして何と言っても本編のハイライトを飾る⑦。
アコギを効果的に用いて、ドラマティックに疾走するそのカッコ良さはガッツポーズ物で、ハッキリ言って本作は
この名曲を聴くためだけに購入しても損はないと言い切りたいぐらい。
アクセル・ルディ・ペルのファン以外にも、B級HMマニアには強くお薦めしたい1枚。(もう国内盤は生きてないのかな?)
火薬バカ一代 2008年12月2日(火)21時14分

孤高の正統派ギタリスト我らがアクセル・ルディ・ペルが在籍していたバンド
一人金髪でカッコよかったなぁ
時代を加味したサウンドと言えば良いのかメジャーな雰囲気も感じさせ
コーラスワークにも気を使いメロディに起伏があり
ACCEPT等の先輩達の影響を感じつつも無骨なジャーマンメタルとは
一味違う展開を魅せています
個人的にはラフな歌声のVoに馴染めずもタイトなリズム隊のプレイには
惹き付けられましたね
確かに名曲③は必聴



失恋船長 2008年12月3日(水)23時7分

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