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DDP 4 LIFE / DUBLIN DEATH PATROL
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TESTAMENTのチャック・ビリー(Vo)、元EXODUSのスティーヴ“ゼトロ"サウザ(Vo)、LAAZ ROCKITのウィリー・ラング(G)ら、
カリフォルニア州ダブリン出身のミュージシャン達が寄り集まって立ち上げたパワー/スラッシュ・メタル・プロジェクトが
'07年に発表した5曲入りデビューEP。(国内盤は、更にここに有名バンドのカヴァー曲を追加収録)
いくらスラッシュ・シーン屈指のミュージシャン連中が関わっているプロジェクトとは言え、この御時世、自身のバンドでは
やれないような実験的な音楽性を追求してたら嫌だなぁ、と購入には二の足を踏んでいたのだが、実際に聴いてみれば、
これが実にオールド・スクールなノリのパワー/スラッシュ・サウンドが最初から最後まで詰め込まれていて
ホッと一安心。何せMORTORHEAD、UFO、THIN LIZZYといったバンドの名曲のカヴァー⑦⑧⑨⑬が
全然浮いて聴こえないんだから。(殆どがRAMPAGE時代に作られた楽曲なんだとか)
荒々しさとキャッチーさが同居した作風は、スラッシュ誕生前夜のハードコア化したHM的なアグレッションが強く漲り、
解説ではHALLOWS EVEやEXCITERが比較対象に挙げられているが、実際、あの線のバンドが好きな人なら、必ずや本作も
ピンと来る筈。それでいて自棄っぱちな疾走感よりも、ずっしりとした重厚感が強く伝わってくる辺りは、やはりベテラン揃いの
プロジェクトゆえか。個人的には、2本のGがドラマティックな盛り上がりを演出するバンドのテーマ曲⑤が一番気に入ったかな。
5曲のみではどうにも物足りなさが残るので、一日も早いフル・アルバムの登場を待ち望む次第。
火薬バカ一代 2008年12月23日(火)18時35分

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