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CAUGHT IN THE CROSSFIRE / JOHN WETTON
ポップソングライターとしての本領を発揮。ASIAの原点も垣間見えます。
“I'LL BE THERE"がお気に入り。
<隠れた名盤>
ASIA前夜祭。UKの幻影を残しつつ、新たな小河が形成されようとする瞬間。
Wettonにとっては、自分の趣味路線への回帰かもしれない。
でも、音楽の流れでは、非常に重要な位置付けにあるアルバムである。
しかし、黙殺!!なんてこったーー。
全曲が名曲。
Wetton先生の1st。
あだ名は「プログレ演歌歌手」、、、このAlbumを聴くと納得する。
確かに演歌っぽい。あだ名の由来はコレだ!!
けど、曲調が演歌っぽいのはこのAlbumだけのような気が、、、(笑)
中身は「Voice Mail」ほどではないにせよ、結構良い曲が揃っている。
曲調はポップだが、Asia以降の曲ほど磨かれていない、、、って所も面白い。
現在出ている盤ではボーナストラックも付いているからお得です。
ここで聴かれる世界はまさしくASIAの原型である。UK時代の未発表曲もあるようだが、まったく違うアレンジとなっている。全曲聴き応えのある「ポップであるがしっかりブリティッシュしている」名盤と言えよう。殊勲者はなんといってもマーティン・バレである。彼の起用は大成功である。ASIAにも起用していれば・・・ないか。
いいですよね、コレ・・・