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ΕΣΟΠΤΡΟΝ (ESOPTRON) / SEPTIC FLESH
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95年発表の2nd。
何気に日本盤もリリースされてます。

最新作「Communion」の大仰なシンフォデス路線が余りにも素晴らしくて、ここの年間
ベストアルバムにも選んでしまった程だったので、この作品も遡って聴いてみたんですが…
この頃は全然違う作風ですね。スロー〜ミドルを中心とした、幽玄なムード漂うゴシック/
ドゥーム/デスという感じの路線。ノーマル声もあるものの、ほぼ全編デスヴォイスです。

大仰なシンフォ要素こそないものの、最新作でも聴けた、焼け付くような神秘性を
感じさせるギターの音色による、底知れない謎めいた雰囲気のメロディが全編通して聴かれ、
強靭なエクストリームメタルとして素晴らしかった最新作とは対称的に、繊細な
アトモスフェリックとしての名盤と言える出来。ライナーでは彼らの音楽性を表すのに
「ドリーミー・デスメタル」という聴きなれない言葉が使われてますが、正にその通りの作風。

ライナーの枕にはプログレが引き合いに出されてますが、こういう繊細で緻密な音作りで
幽玄な世界観を構築していく作風は、エクストリームメタルファンよりもプログレ好きに
受けるかもしれません。…それにしても、過去も今もこんなに素晴らしい音楽を演っているし
日本盤も出ているというのに、このサイトでは現時点で発言しているのが今の所私だけとは…
ほんと、もっと知られるべきですよ…未聴の人はさっさと聴いちゃって下さい(笑)。
この作品のレビューで書くのもなんですが、入手しやすいし取っ付きやすい最新作がお勧め。
Usher-to-the-ETHER 2009年1月21日(水)21時11分

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