TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るALLEGIANCEのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
D.E.S.T.I..T.U.T.I..O.N / ALLEGIANCE
このCDをamazonで探すstyle=border:none

一緒にツアーしたのが縁で、FIGHT時代のロブ・ハルフォードに気に入られ、ロブ自身が運営するマネージメント会社
E.M.A.S.とディールを結んだオーストラリアはパース出身の5人組スラッシュ・メタル・バンドが、
'94年にID/PHONOGRAM LABELよりリリースした1stアルバム。
とても「モダン・へヴィネス症候群」が猛威を振るってた時期に発表されたとは思えない、SLAYER直系のピュアな
スラッシュ・サウンドが受け、オーストラリア国内ではチャート上位に食い込む好成績を残し、日本でもBURRN!!誌の
輸入盤レビューで高得点を獲得するなど、結構話題を呼んだ本作。(何で国内盤は発売されなかったんだろう?)
非常にオーソドックスな作風ゆえ(3rdアルバムの頃のSADUSを思い出したりも)、個性という点ではやや弱いモノがあるものの、
デビュー以前に数々の音楽賞を受賞するなど、オーストラリア国内では既に確固たる地位を築いていた実力派バンドだけに、
引き締まったサウンド・プロダクション(マスタリングはアティ・バウが担当)、キレのある演奏に支えられた
ダイナミックな曲展開や痛快な疾走感、そしてメロディアスに切り込んで来るツインG・・・と、アルバムの完成度には
新人バンドらしからぬ安定感が漂う。濁声ながらも、ちゃんとメロディを追いかけて歌うタイプのVoをフィーチュアして、
アグレッシブ且つスピーディに畳み掛けて来る曲調の中に、アコギや泣きのGソロを織り交ぜて、さりげなく緩急を
演出する手腕なんざ貫禄すら感じられますよ。
クオリティの高さに反して、中古盤は破格の安値で叩き売られているのを良く見かけるので、買うなら今です。
火薬バカ一代 2009年1月24日(土)1時53分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!