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SKINMAN / ALLEGIANCE
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ロブ・ハルフォードに気に入られ、1st『D.E.S.T.I.T.U.T.I.O.N』が高評価を得るなど、
上々のメジャー・デビューを飾ったALLEGIANCEが、間に自主制作のスタジオ・ライブ盤『TIME TO REACT-LIVE!』の
リリースを挟んで'96年に発表した2ndアルバム。(ラスト作でもある)
如何にも90年代的なセンスの、実も蓋もないジャケット・アートワークのデザインに嫌な予感を覚えつつCDを再生してみれば、
聴こえて来るのはスラッシーな疾走感が大幅に減退し、へヴィ且つグルーヴィなノリが前面に押し出された、
いわゆる「モダン・へヴィネス」からの影響が色濃いOPナンバー①・・・。フックに乏しい横ノリ・チューンが垂れ流される前半には、
「ALLEGIANCEよ、お前もか・・・」と失望感を隠せなかったのだが、ところどっこい、激烈なスピード・ナンバー④を
過ぎる辺りから、本編のテンションが徐々に上昇線を描き始め、それは、叙情的にスタートし、スピードを上げつつ
ドラマティックに盛り上がって行く本編ラスト・ナンバーにして、ALLEGIANCE屈指の名曲⑩でもって頂点に達する。
その他の楽曲も冷静に聴き直してみれば、速い曲もちゃんと収録されているし、キレのある演奏は相変わらずタイトだし、
ツインGはカッコ良いフレーズをビシバシ決めてくれるしで、クオリティの高さは前作同様、高水準が保たれている事に気付く。
(まぁでも正直に言えば、よりスラッシュ・メタル色の濃厚な前作の方が好きだけどね)
尚、アルバムの印象を一層向上させるために、個人的には頭3曲を飛ばして聴く事を推奨させて頂きます。
火薬バカ一代 2009年1月24日(土)1時57分

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