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DETONATOR / RATT
Round And Roundの呪縛から離れられず、定番のRatt'N'Roll(死語?)を貫いてきたRattが外部のソングライターや当時のヒットメイカーのデズモンド・チャイルドと手を組み繰り出したアルバム。Rattにとっては最後の賭けだったはず。メンバー間のゴタゴタもあって、イマイチ売れなかったが、Rattにとってはめずらしくバラエティに富んだ佳曲が詰まったアルバム。少々、この手の手法に飽きられていた時代だったのかもしれないが、Out Of The Cellarに迫る秀作だと思う・・・。
僕もこのアルバムがRATTの中では 一番好き。ONE STEP AWAY とか DONT GIVE YOURSELF AWAY とか ジョン ボンジョビがコーラスしていた曲が好きだなぁー
ベンジー 2002年11月15日(金)13時29分
なぜこのアルバムが売れなかったのか不思議でならない。
RATTらしさは十分残しつつ、曲のクオリティをかつてないまでに
高めた傑作だと思うが。
結構かっこいい曲も多くよいアルバムだと思う。
当時かなり聞いたが、何処がいけなかったのかな?
ほら〜、みんながいじめるから迷走しだしたじゃないか!
とはいうもののRATTらしさは健在です。
デズモンド・チャイルドをもってしてもRATTの個性はそうやすやすとは変わらないのだよ。
でもやっぱりボー・ヒルの音で聴きたかったな。曲はこのままでいいから。
②③④⑥⑦⑪が好き。
このアルバムは正直、モトリーのドクターフィールグッドに
引けをとらない傑作だと思うんだけどなー。ルックスがどんどん
やばくなったからかなー?一方のモトリーは年とってもかっこええ
からな…。
フェイク王 2003年10月10日(金)20時4分
前作までの酷評を受け、吹っ切れたような作。
あまり派手でないラットが好きであったボクにとっては、少々悲しい気もする。
楽曲の完成度は前作を凌ぐと思う。が、ラットらしさが少々薄れた気はした。
でも、ホントもっと売れてもよかったんじゃない?
本当にセールス面の成功を目指したのなら、音作りの面で鋭角的な要素を残しておくべきだったと個人的には思う。鋭角的な要素が、このバンドには絶対必要である。つまり作りこみすぎたサウンドが、単なる良く出来たポップなHR作品という評価に結びついた気がしてならない。結果的にこのサウンドはラットでなくても......という結論にどうしても結びつく。分厚いサウンド・プロダクションは悪くは無いが、同時に良さも殺しているというのが僕の意見である。ラットは曲作りは上手いのだから、大々的に売れっ子の手を借りなくても良かったのでは..という気もするが、曲の出来は確かに悪くない。
このアルバム、いいですよ!
RATTはB!誌とかでもライブについて酷評されたため、もうひとつ売れませんでしたね〜
ドラムがモタついてもええやん ヴォーカルがネチっこくてもええやん それがRATTなんやから
REACH FOR THE SKYの次のアルバムとして酷評と思う方々はどのようなアルバムで満足したのであろうか?OUT OF THE CELLARみたいなアルバムだろうか、それではマンネリである。多分どんなアルバムを発表しても酷評する人はする状況がRATTにはあったと思う。RATTの進化として最高傑作であると思う。MOTLEY・BONJOVIと比べるから酷評になるのである。
LAファン 2004年5月20日(木)15時36分
うん、いいですよね!このアルバム。
今でもよく聴くお気に入りのアルバムです。
捨て曲なしですよ。私的には・・。
キャッチーで聴きやすい。佳曲揃い。最後は「らしい」トップシークレットで
締める展開もGOOD!!お薦めです!!
『傑作!』間違いない(笑)
独特の攻撃的なギターリフに吹き抜けがよくクリーンなドラムが最高なノリノリの『Shame, Shame, Shame 』、『Can't Wait On Love』。
RATTらしい軽快なロックンロールの『Lovin' You's A Dirty Job』、『Heads I Win, Tails You Lose』。ボンのかすれた声のコーラスがかっこいいね〜。
ダークで疾走感溢れる不気味な?『Top Secret』。他にも『One Step Away』、『Hard Time』といったRATT'N ROLL炸裂!
このアルバムは90年代のLAメタルを代表する"傑作盤"と思う。
皆さんと同じですが、なぜこのアルバムが売れなかったのかわかりません。当時も今もずっと疑問。
前作はいただけなかったかもしれませんが、このアルバムはかなりイイです。
実は個人的にはRATTにバラードはいらないんじゃないかなぁ・・とちょっと思ってるけど。ちょっと。ちょっとだけです。
でもこのアルバムはRATTらしい傑作です。
これが売れていたらその後の展開も変わっていたのかな。といつも考えてしまいます。
「OUT OF THE CELLER」〜「DANCING UNDERCOVER」までのいわゆる「黄金期」と比べると、RATTN'ROLLとうか、
あの独特な彼ららしさは幾分希薄だったりするんだけど、これはこれで曲のクオリティは結構高かったりと…意外とタチの悪いアルバムかも(笑)。
でも確かに曲はいいんですよね。「SHAME, SHAME, SHAME」とか「TOP SECRET」なんかはやっぱりカッコいいし…
そして問題作(?)「GIVIN' YOURSELF AWAY」。メロディーはもちろんいいし、スティーヴン・パーシーのあのボーカルが妙に
合っていたりと個人的にはすごく好きなバラードなんだけど、RATTとしてどうかというと…うーん、こういうのって難しいですねぇ…
でもアルバムとしてはクオリティを保ってるし、彼らの「裏の名盤」といってもいいのかも。
これまでの作品をプロデュースしてきたボー・ヒルからプロデューサーを変え、売れっ子作曲家デズモンド・チャイルドと曲作りを行い、ジョン・ボン・ジョヴィがレコーディングに参加するなど、変化を求めるというより最後の勝負をかけてきたような印象の強かった'90年発表作品。
期待感高まるオープニングの「INTRO TO SHAME」から「SHAME SHAME SHAME」が流れてきた時の衝撃は忘れられない。
これぞRATT'N'ROLLの「SCRATCH THAT ITCH」、ポップで爽やかな「ONE STEP AWAY」、粘着力のあるスティーヴンの歌唱が魅力的な初のバラード「GIVIN' YOURSELF AWAY」、ハードボイルドな「TOP SECRET」等、好曲揃いではあるが、全体的に散漫な印象を受ける。
結果的にはこのメンバーでの最後の作品となってしまった。
殺戮の聖典 2005年3月19日(土)11時17分
このアルバムがReach for the sky当時に出てれば、
少し状況も好転してたでしょう。
好きなアルバムでよく聴いてました。
今でもやはり聴いてます。
懐かしい・・・個人的にメタル史上に残る!と言いたい楽曲が2曲。
デズモンド・チャイルドも作曲に関わったキャッチーかつグッときまくりの「Lovin' You's A Dirty Job」と、感動的なバラード「Givin' Your Self Away」・・
この2曲がRATTの中で一番好きだ。素晴らしすぎる!だからこれ名盤でイイじゃないwホンマ最高やわ・・・
名作ですよねぇ!
rattは「OUT OF THE CELLER」で時代の先っちょにいったけど今思えば「invaison of・・・」の時に足踏みしたのが、どーだろ?って考えてしまいます。あの時「DANCING UNDERCOVER」だしてたらキテたと思うのは私だけかな^^;1作づつ早く出してたら。。
まだ残れてたかも・・・robbinも違った形でいたかも。。。
んー今でも最高に大好きで思い入れありすぎです・・・
このアルバムで初めてRATTを聴き、最高!と思ったんですが、
あまり売れてなかったんですね。意外です。
どの曲も名曲だと思いますが、②、③、⑤、⑨、⑩、⑪が特に好きです。
ウヒョルン 2006年9月15日(金)23時11分
まるでバンドの円熟度・貫禄が窺えるかの様に、音像にゆとりと「丸み」が感じられる5th。
本作は、彼らにしては結構いろんなタイプの楽曲が揃った意欲作です。
内容に関しては文句無しの出来映えだと思うのですが、何故かそれ程セールスの方は振るいませんでした。(個人的には、特にマイナス印象を与えるような粗は見当たらないのですが)
チョット色気を出したのが裏目に出たのか、既に時代がRATTを見限っていたのか・・・ (発表が90年。LAメタル・ブームはとっくに終焉していました)
浮かばれない隠れ名作です。
「Shame Shame Shame」なんか、今聴いても痺れます。
唯一所持のRATTの作品がこれ。
当時買った記憶はあるが、内容は全然記憶に残ってなかったので新鮮です。
バブリーな頃は微妙に地味な印象を抱いていました。・・・ラットってねずみ?
ダサい・・・と思ってごめんなさい^^かなり良いです、このアルバム。
自分は③が最高です。
今のところ、デビュー作よりこちらが好きだ。
特にイントロから「Shame,shame,shame」への流れは最高。
ラットらしい曲からバラードまで幅広く揃っているし、曲作りは洗練されている。
・・・と思ったら外部ライターが参加していたんだ。別にそれは構わないのだが、
そう言われれば納得、の完成度である。
皆さんがおっしゃってる通り、名盤です。にもかかわらず、セールス的には残念ながら、こけてしまいました。
発売当時は、デズモンド“売れ線"チャイルドと組んだ事も賛否両論で、もがき苦しんでるとさえ言われてました。
しかし、中身は今までのラットンロール②⑪やポップな⑤⑧、初のバラード⑩、ブルージーでキャッチーな③など佳曲揃いで、捨て曲は見当たらない。
個人的に⑩は歌い出しが下手すぎて苦手だけど、後半は盛り返すいい曲。
このアルバムがヒットせず、モトリーとの格差は開き解散の道に突き進んだのはほんとに残念。
もう少し早く出してたら売れてたんじゃないかなぁ。点数付けるなら85点。
ラットのアルバム、ビデオクリップすべて持ってるのだけど、ビデオになったのは初期の売れてた頃いがいではこのアルバムだけなんだよね!ビデオでshame shame shameでは故ロビン氏が機関銃をぶっ放してました!
完成度は他のものより高いと思われるけど、デズモンド等の参入でラットらしさが薄らいだ作品ですね。でも、ラットらしくしても所詮、時代はLAメタルを受け入れなかったでしょうから、ラットが当時どのような方向に進んでも、ビッグセールスは難しかったでしょうね!
ステファンの声にバラードは合わないのに、それが多い。。。。しかもギターはどんどんシンプルでブルージーなものになり、スリルとサプライズがなくなって。。。リアルタイムで購入して期待はずれだった思いが強いです、再結成RATTと並んで聴かないアルバムになってしまいました。確かに皆様のおっしゃるように楽曲の出来はいいのですが、それを演奏出版するのはRATTでなくても良かったような。。。RATTは未だにこの呪縛から解き放たれていません。。いつか初期の方向性で復活してくれないのでしょうか?
らしさは確かに薄らいだ。でもそれを補うだけの曲の良さがあると思う。スティーヴンのVOはRATTの魅力であり、弱点でもあったと思う。それはウォーレンの器用さにも言えるかな?僕はこの作品好きだけど、ファンはOUT OF THE CELLERの時のとんがったRATTを望んでいたんでしょうね。ロビンの方がギターがうまくて、我を通す性格だったら、ウォーレンの脱退はあったかもしれないが、人気はもっと長持ちしたと思う。