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PRODUCT OF SOCIETY / DEFIANCE
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'85年、スラッシュ・メタルの聖地、サンフランシスコ・ベイエリア(オークランド)にて結成された
5人組スラッシュ・メタル・バンドが、ROADRUNNER RECORDSと契約後、'89年に発表した1stアルバム。
ジャケット・アートワークを手掛けたのは、スラッシャーにはお馴染みのエド・レプカ画伯で、プロデュースは、
ちょうどデビュー作『ALICE IN HELL』を作り終えたばかりだったレーベル・メイト、ANNIHILATORのジェフ・ウォーターズが担当。
(ちなみに、バンド側はジェフの仕事っぷりを讃えつつも、クリーン過ぎるプロダクション自体は気に入っていないのだとか)
よくTESTAMENTのソックリさんぶりが揶揄されていた彼らだが、流麗なメロディを紡ぐツインGといい、カッチリと
構築された曲展開といい、実際、そのサウンドはTESTAMENTに酷似(④とかね)。但し、あそこまで強力な泣きメロが
炸裂するわけじゃないし、もっと武骨なノリがメインなため(イマイチ頼りないシャウト型のVoにチャック・ビリー程の
貫禄もない)、クローン的な印象は然程強くはない。個人的には、インスト・メドレー⑧〜⑨を筆頭に、刻みの細かい
Gリフを駆使してスピードよりも曲展開重視で畳み掛けて来るスタイルには、ANNIHILATORっぽさを感じたりも。
あと何と言っても本作は、デモテープにも収録されていたバンドの代表曲⑩の存在に尽きる。
スラッシュ・メタルならではの攻撃性と、ドラマティックなメロディが一体となって突っ走る様には、
DEFIANCEというバンドの個性がしっかりと刻印されているんじゃなかろうかな、と。
彼らのアルバムの中では、最もスラッシュ・メタル色が強く打ち出された1枚。
火薬バカ一代 2009年2月11日(水)0時22分

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