CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
SEECRET OF THE RUNES / THERION
このアルバムは、元デスメタルをやっていたとは思えないほどの出来。男女のコーラスオペラ隊が中心ボーカルで、楽曲はミドルテンポ&ダークミステリアスな雰囲気をかもし出している。クラシック、オペラが好きな人にお勧めです。もう少し、メロディにこだわるともっといいアルバムになるのに、惜しい。
あまりにシンフォニックすぎて、本来のメタルサウンドが減退している様子
美しい聖的なシンフォニーヴォイスは心地いいんだけど、ほぼ全曲ミドルテンポで
何回か聴き返さないとよさがわからなかった。
コンセプトアルバムにもかかわらずボーナストラックがあるのもなにげに
納得できないのも同様だけど、随所のラストパートで聴こえるギターソロは悶絶物
セリオンのなかで一番好きなアルバムです。
こういう分厚いコーラスものは壷に入ります。
オーボエの音がたまらない。
このアルバム、いいリフが満載じゃないですか。
管楽器の響きもいい。
クラシックと融合っていうと、どうしてもストリングスに注意がいきがちだけれども、このバンドはきちんと管のパートを練ってる。このアルバムではそれがよく分かります。
それでいてギターはしっかりヘヴィですし。
嫌いではないが、やりすぎによりちょっと食傷気味…
キャッチーさとかで判断しようとすれば痛かったですが、こういう音が好きな人にとっては最高です。
しかもギターがヘヴィなのが融合的でいいです!
日本版ボーナストラックのあまりの素晴らしさに感動しました。
このアルバムを購入して以降、Therionに関しては高くとも日本語版を購入しようと思います。
輸入版でしか聴いていない方、日本語版を購入しなおすことを強くお勧めします!
このアルバムでセリオン初体験しましたけど、長らくレビューが書けず放置してきました。崇高で壮大な雰囲気は無論、細かいアレンジやツボに突きまくるギター(余談だが、数多くのバンドの中、セリオンのギターが一番好き)はいかにもTHERIONらしいが、唯一の欠点を言わせてみれば、音圧がレムリア以降の作品に及ばず、なんか今一迫力が足りない。というか、VOVINにも劣っているような気がする。VOVINは上品な暗黒音楽をやっているので、それはそれでいいが、北欧創世神話のような壮大なテーマを音楽で表現するならば、やはりレムリア以降のような高密度の音圧が必要だと思います。
なんだかんだ素晴らしい一枚ですね。RHAPSODYとの対極に位置する一枚でもあります。
LEMURIA/SIRIUS B、GOTHIC KABBALAHと比較すると、少しだけ音質が劣るような気はしますが、メロディーの美しさ、シンフォニー度の高さでは、これが一番。
美クワイエに陶酔しながら、繰り返しきいてます。
デス声控えめのシンフォニックメタルは、いろいろなバンドの物をかなり聞き込んでますが、その中でもTherionのシンフォニー度は格別。
上の二つがお好きだった方は、この盤も是非きいてみてください。
私は、Theriよりも好きです。