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SCAR/RED / CODENAME : WINGLESS
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2008年発表の1st。

女性Voをフロントに据えたシンフォ/ゴシックメタルをベースに、日本のバンドらしい、
キャッチーに花開く耽美さ、時折出てくる和風メロディ、打ち込みのリズムなどを取り入れた作風。
日本人だし、ゴスとインダストリアルって元々親和性が高いし、一つ一つの要素は独特とは
言い難いものの、それらが合わさって出来る世界観は結構個性的ですね。

しかしこのバンドの音楽性を一番個性的たらしめているのはヴォーカルでしょう。
声自体はフィメールゴシックらしい綺麗さなんですが、特定の拍を強調して「うねり」を
加えるかのような、パーカッシブな歌いまわしが強烈に印象に残ります。

ただ、歌い方のインパクトに、歌メロそれ自体は及んでいないという印象も。
せっかく魅力あるヴォーカルを前面に出してるのに、曲の中で一番良いメロディが歌パートに
振られていない感じで、歌メロは新興の国産シンフォ/ゴス系ではMISTIELEGYやASRIELに
及んでいない気がするんですよね…。

とは言え、この前に出たシングルと比べるとギターの弱さが改善されてるし、打ち込みが
雰囲気出してるところもあるし、ヴォーカルは明らかに個性的になってるしでかなり成長していると
思います。かなり良い世界観を持ってるバンドだと思うのでこれからも頑張って欲しいです。
Usher-to-the-ETHER 2009年2月15日(日)10時14分

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