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THERE IS NOTHING LEFT TO LOSE / FOO FIGHTERS
'99年発表。3rd。
1st、2ndがどことなく閉塞感を感じさせたのに対し、本作は開放感やリラックスしたムードがそこはかとなく漂っている。
しかし、製作時のデイヴはそれどころではなかったはずだ。本作レコーディング直前にまたもやメンバーチェンジ。
どうもこのバンドの場合メンバーが流動的で、バンドの活動がその都度妨げられているのがなんとも歯痒い。
それでも『失うものは何も無い』などと題名にしてこのような良質な作品を届けてくれるのだから、このバンド(とデイヴ)は信用に値するのだ。
今後もぜひ頑張って欲しい。
個人的には一番好きなアルバム。とにかく「キレイ」という言葉がぴったりの曲が多い。全体を通して正統派な感じ。
逆をいえばPOPS調で万人受けしそうな曲が多いがNEXT YEARなど素直に感動できる曲が沢山。是非聴いてほしい。
自分もフーファイターズではこのアルバムが今のとこ一番です。
始めの3曲はホント名曲。やっぱ③の"Learn To Fly"が人気ですけど、②の"Breakout"は個人的にツボ。⑥"Aurora"、⑧"Next Year"も万人に通じる名曲ですね。
全体的にメロディアスでキャッチーでかなり水準の高いアルバムです。
彼らの楽曲に漂う独特の哀愁感はこのバンド特有のものでしょう。
このアルバムを聴くと何故か幸せな気分にひたれる。哀愁感や明るさはもとよりデイヴの素敵な人柄が楽曲にも表れてるよう・・・。
世界を制したニルヴァーナのメンバーだったという名残を微塵も感じさせずに、こんなすごいロックバンドを作ってしまうなんてホントすごい!
現代のロックも偏見無しで聴ける人はお気に入りの一枚になるのではないかと思います。
彼らのアルバムの中では一番ポップで聴きやすい。
カラフルかつメロウで繊細な部分も。
デイヴのマルチっぷりは常に注目しています。
私も「Next Year」が胸に響きます!
ふとラジオから流れてきた時、「いい曲に出会えて今日はラッキーだ。」なんて思う時がある。
そういう気分にさせる曲って大体自分の中ではパターンが決まっている。
このアルバムの曲はそのパターンかな。
私事ですみません。
社会現象を巻き起こすと音だけに対してでは無く、無意味なまでにそのアーティストのスタイルにこだわられる。
間違いなく、Nirvanaはその被害者である。
ただ、カート・コバーン亡き後はそれが徐々に消えてゆき、前作で完全に払拭された。
だから、本作は前書きどうのこうのよりも彼らが鳴らす音だけに注目していただきたい。
枕が長くなったが、基本前作よりも進歩している。
メロディの質の向上も大きいが、歯切れがあるので一気に聞くことが出来る作品である。
一直線すぎずにフックがあるのが良いです。
1曲目から緩急があります。
かなりキャッチーで聴きやすいけど、しっかりロックなアルバム。