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DEDALES / MYPOLLUX
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2008年発表の3rd。

…前作までを聴いてた人は、頭を聴いて開いた口が塞がらなくなるんじゃないでしょうか(笑)。
いきなりロックンロールっぽい、キャッチーでノリの良い音に驚かされます。勿論、その後
聴きすすめると以前から持っていた頽廃性や狂気、倦怠感なども少し減退してるものの、
しっかり根付いてる事が分かるんですが、以前にはあまり見られなかったステージ栄えしそうな
キャッチーなパートが増え、歌メロも取っ付きやすくなった感じがあって今までよりも
格段にメジャー志向な音になったと思います。解説によると前作発表以降、かなりの本数の
ライブをこなしていたみたいなので、その勢いが音にも現れているのかもしれませんね。

…もはやゴシックメタルファンだけでなく、INROCK辺りを購読してる、普通の洋楽ファンにも
受けそうなポップな作風になったのは賛否ありそうですが、私的にはこれはこれでアリですね。
元々アングラ志向のバンドではないと思うし、ポップでノリが良くなってはいるものの、
あっけらかんとした感じではなく、仏産ゴスらしい屈折した感性は息づいていると思うし、
悪くない方向に舵を切ったんじゃないかと。ただ、ヴォーカルがデスヴォイス手前の声など
あからさまな狂気表現をしてくれなくなってしまったのは結構不満かも。
タイトルトラックの歌声を聴くと、歌唱力が向上してるのは分かるんですけどね…。
Usher-to-the-ETHER 2009年3月6日(金)21時54分

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