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OBLIVION DAYS / ROCKET SCIENTISTS
『Brutal Architecture』の次なので、バンドとしては3rd(のはず。1stが『Earthbound』)。
前作よりも、グランジ寄り?なダルな感覚を減らし、「Brutal Architecture」(イントロの1分くらいを除く)での
挑戦的な(ライト・プログレとでも言うのか?)アプローチと、「Mariner」での叙情性を強化したような作風。
LANA LANE『Red Plabet Bouleverd』との差別化が少々難しいが、タイトル曲や「Escape」での
大仰かつメロウな歌メロは良品だと思う。
ラナの方の日本版ライナーでよく書かれる「ハードロック」の音像を求めると少々つらいが、
かっちりと組まれつつ意外性のある曲構成は、幕間の多い舞台劇を見るような楽しみ方が
できるかもしれない。
Ericのソロ作での「Rome is Burning」のような疾走曲はないので、そういうのがお好みの向きは
そちら(『Into the Sunset』)を推奨。
プログレ風味???
全体の演奏、雰囲気は悪くはない。
安心して聴ける作品だと思う。
しかしプログレがやりたいのか、何がやりたいのか分らない作品。
キーボードがリーダー・バンドの割りには、プレイがいまひとつ。
強烈なフックが無いと言うか、物足りなさを覚える。
上手いのは何となく分るが、凄いのかどうか伝わらない。