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HANDLE WITH CARE / NUCLEAR ASSAULT
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ハードコア・パンクとHMの正統的融合と言われたこのバンド、とにかく「危険な音」満載のアルバムだ。後のグラインド・コアの先鞭となるようなリズムの中で、ツイン・ギターが攻撃的なリフで押しまくり、ジョン・コネリーのヴォーカルが声を絞り出して叫んでる。ダン・リルカの、ANTHRAXからそのまま持ち込んだような、ヘヴィーなベースもなかなかカッコいい。1曲目の「NEW SONG」は結構イケテルぞ!3曲目の「INHERITED HELL」も、切れ味鋭いリフとドラムがいい。アルバムの後半にはスピードに緩急をつけ、それなりに変化を持たせている。特に最後の「TRAIL OF TEARS」は、ミドル・テンポのパートとスロー・テンポのパートを組み合わせた、ちょっと毛色の違う曲だ。とはいえ、アルバム全体にメロディーは希薄だし、曲調も似てるから、こればっかりを聴き続けるのはキツイかも(笑)。アグレッション重視の人は、聴いてみてもいいかも。
KOZY 2002年5月11日(土)13時56分

パンキッシュな色が濃いバンド。歪んだリズム隊が特徴で、とにかく勢いを感じずにはいられない。
アタマを振るには丁度良いテンポで、非常にノリやすい、良質なHMアルバム。
Kamiko 2003年9月14日(日)18時7分

作品全体の完成度と、殺傷力はこれがピカイチ。
ギターのキレ、Voの勢い、ベースのウネリと歪み具合が実に凄い!!
また、KOZY氏も書いているが、ドラムが全体を引き締め、ヘヴィさと勢いをもたらしている。
曲のアレンジと構成も良い。
ローランDEATH 2003年9月20日(土)17時13分

当時、BURRN!のレビューを見て買った。確か「さこたはつみ」って人がレビュー書いてたと思う。やられた。好き嫌いがあるんだろうケド・・・。ビビッた。公に出る出版物にこれほど個人的な意見を書くとは・・・。苦手・・・です、こういうの。
piro 2003年10月19日(日)11時35分

何がって言われると答に窮するがとにかく何かが炸裂しまくってます。
曲のスピードに関係無くパシパシくるのがいい。
明らかにベイエリアとは毛色が違うがこれがNYなんだろうか。
ジョンのハイテンションな歌とダンのベースが気持ちいい1枚。
GEORGE 2003年12月29日(月)22時7分

いわゆる典型的な昔のスラッシュメタルと言えばよいだろうか......。彼らの作品の中では、まあ最高傑作になるであろう力作である。ベイエリア風に近いし、展開も少しひねってあるので、昔のスラッシュメタルが好きなマニアなら聞いて損はないであろう。僕は①が好きでよく聞いていた。比較的アンダーグランドに近い存在だが、HR/HMバンドの層の厚さをこのバンドなんかも証明している気がする。
ヤング・ラジオ 2005年3月29日(火)21時56分

アメリカだけで15万枚以上を売り上げ、NUCLEAR ASSAULT史上最大のヒット作となった、
自他共に認める彼らの代表作である、'89年発表の3rdアルバム。
地球に「取り扱い注意」のスタンプが押されている、如何にも社会派スラッシャーらしい
ブラック・ユーモアに満ちたアルバム・ジャケットも印象的な本作。当然、中身の方も非常に充実していて、
多くのファンは、本編の幕開けを飾る激烈なキラー・チューン(中間部での一瞬のブレイク後、
Gソロが炸裂するパートが鳥肌モノ)の①を聴いただけで、このアルバムのクオリティを確信した筈。
また、お馴染みランディ・バーンズが手掛けたサウンド・プロダクションも、前作『SURVIVE』から
著しい向上を遂げていて、中でも、ドカドカと鳴りまくる豪快なグレン・エヴァンスのDsと、
歪みきった音色でのた打ち回るダン・リルカのBから生み出される、硬質で前のめりなリズムの迫力は凄まじく、
その攻撃的なビートに引っ張られる形で突進する、劇的なイントロでグッと掴まれる③や、挑みかかるような⑤といった、
ブチ切れ高速スラッシュ・チューンのカッコ良さと言ったら、アルバムのハイライトと断言しても良いぐらい。
アンソニー・ブラマンテのGソロがやや地味なのと、後半に核となるキメ曲がないのが気になるが
(正統派ヘヴィ・メタリックな⑫とかは良い曲なんだけどね)、最早、クロスーオーバー・スラッシュの大御所として
貫禄すら感じさせるスラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっているという点には異論ない。
火薬バカ一代 2007年9月8日(土)16時55分

速さとヤケクソさのバランスが良く、聴きやすいんだけど決して速いだけに終わらないのがこのアルバムの強み。
突っ走るNEW SONG・INHERITED HELL、社会批判とも言える歌詞が痛烈なCRITICAL MASS、
ノリノリなSEARCH AND SEIZURE、殆どグラインドコアなMOTHER'S DAY、ころころ変わる曲展開に驚くTRAIL OF TEARSなど、幅広い楽曲が目白押しなので初心者にはピッタリだと思う。
余談ですが、ブックレットを読んでいるとダンがCARCASSやNAPALM DEATHのジャケTを着て写ってる写真が多いので、
この頃既に気持ちはBRUTAL TRUTHに傾きつつあったのかなと個人的に思った。
MACHINE HEART 2008年5月5日(月)13時30分

ハードコア・パンク出自の激烈サウンドを臆面も無く曝け出し、(80年代における)「時代の急先鋒」的存在と言っても過言ではなかったクロスオーヴァーHMバンド、NUCLEAR ASSAULTの3rdフルレンスにして傑作。
スピーディ&パンキッシュでありながら、我武者羅に突っ走る「粗暴」さだけでなく如何にも正統HM的な「構築美」をも感じさせるキレのあるリフ廻し&曲展開。さり気なくも計算高い巧みな作り込みは心憎くすら思えます。
スラッシャーに超お薦め。分かりやすいカッコ良さが光ってます。
鉄鉢 2010年6月11日(金)22時13分

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