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TRANSIENCE / WIZARDS' HYMN
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2008年発表の2nd。

ネット上のレビューを読んでみても今一つな評価が多く、発売から一年も経ってないのに
某所で500円で投げ売りされていたことから、逆に興味を持って買ってしまった作品(笑)。
聴いてみての感想ですが…酷評されるようなアルバムではないものの、後に購入した1stと
比べると小粒な感も否めないな…と思いました。

前作で見せたメロパワ中心の路線とはうって変わって、スケールの大きいシンフォな音と、
良く練られた世界観の演出で引き込んでいく、映画のサントラ的な魅力を強く備えた
ゴシックメタルという感じの作風で、1曲目から「おおっ」と思わせる質の高さはあるんですが…
所々良いメロやかっこいいアンサンブルは出てくるし、アレンジは緻密だし音も良くなってるん
ですが、1stと比べるとフックに欠け、最後まで集中力を持って聴き通すのが難しくなってる感も。

交替したヴォーカルにしても、可憐で綺麗に声が出てるところと、上擦り気味だったり
弱めだったりするところが混在するなど表現力にムラがあって、帯に「歌姫」的なコピーを
派手に打って売り出してる割には、まだ少し物足りない。声質はまあ良いけど、好意的に見ても
まだ原石だと思う。個人的には現段階では凛とした声質の前任者の方が好きですね。

とはいっても、音の世界観は心地良いし、これで1曲1曲に強烈なフックがついて
ヴォーカルが歌唱力上げたら素晴らしいものができると思う。折角路線変えたんだし、
こっちの路線でもジャパメタの名盤と言えるようなアルバムを作って欲しいです。
Usher-to-the-ETHER 2009年4月20日(月)21時34分

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