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ANGE OU DEMON / MANIGANCE
数少ないフランス出身のプログレッシブ・パワーメタルグループの1st。さすがに有る程度キャリアのある人たちが創っただけの事はある(と言っても名前が知れているのはKILLER位か)、隙のないテクニック、新人離れした完成度と、耳に残る強烈なメロディー。曲の展開をリズムチェンジではなく、主に転調で行っている。
歌詞は全編フランス語。僕は気にならなかった。優しいイメージのあるフランス語って、こんなにMetalに合う言語だったなんて、と驚いた。ジョン・ウェストを彷彿させるVoが、熱く激しく、しかし丁寧に歌っているせいだろうか。エレガントなARTENSIONな趣。
とにかく4曲目〜5曲目はアルバム最大のクライマックス。その他にもメロディックな佳曲が目白押し。だめ押しの同じフランス出身の先輩バンド:ソルティレージュの激烈カバー、まさに強烈。圧倒的に疾走するメロディーの洪水に、身を委ねてみては??
ここしばらくかなりの頻度で聴いてマス。
はっきり言ってスゴいです、このバンド。楽曲の質・演奏の上手さ・Voの上手さが凄いレベルです。そして音質のよさも特筆です。こりゃ日本盤出るな、間違いなく。それだけ完成度の高いアルバムですよ、これ。
プログレッシブというほど複雑ではないと思うけど、かなり展開が激しく各楽器の技術が高いためにプログレメタル風の印象はありますね。Gのソロ、リフのところどころに聴けるフレーズにはかなりの才能を感じました。要所で差し込んでくるKeyの使われ方もかなり効いてます。
そして一番の収穫はこのVo!めちゃ上手い!!歌唱の上手さと、歌メロのかっこよさはロブ・タイラントに通ずるものがあります。高音の伸びもこれまた素晴らしい。歌詞は全てフランス語ですが、違和感は全くありません。逆にそのソフトな発音がこれまた一つの個性になってると思います。
⑤“Ange Ou Demon"は悶絶必至のスピードチューン。名曲!
vo.めちゃうまい!曲最高!5・7曲目でk・O。デルニエ・オマージュの曲が気に入りました。あー久々に感動しました。これは、かならず聴かないと後悔します。マニガンス最高!次回作が待ち遠しい。
鈍感な?私にとってはフランス語と言われなければわからないほど全く気にならないです。
また演奏レベルが高い甲斐あって、純度の濃い見事なHMアルバムに仕上がっております。
曲調もとにかく疾走、疾走、また疾走といった感じ。それでも演奏が上手いので“ぴしっ"と引き締まった好盤です。
毎月少ないお小遣いから厳選してCDを購入する方には是非これをお薦めしますよ。
これが1STとは正に恐るべし・・・。というか、これを5月の時点でチェックしていた皆さんも流石ですね。
2002年ベスト3内に入る傑作アルバム。
あちこちで誉めまくってるのにココには書き忘れてました。
中身は上記の方々が書いてくださってるので書きません。とにかく素晴らしいアルバム。
2002年のNO.1アルバム。
フランス語で歌うバンドは初めて聴きました。
最初はフランス語独特のあの抜けるような鼻音がメタルに合うのか?と思っていましたが意外にはまってる!(少なくともスペイン語のメタルより形になってる)
そして楽曲の方も良い意味でテクニカルな部分とメロパワの部分が一緒になっていて、今まで聞いたことのない音楽性に思えました。
確かに英語で歌えばもっと売れることは間違いないんだけど、そこは頑固なフランス人。何が何でも母国語で歌うぞ!という気合もアルバムの音から感じられる。
(でもフランス語で歌って分からないのは日本だけで、ヨーロッパや北米ではフランス語を理解出来る人は少なくないから、別にフランス語だろうがなんだろうが歌詞の意味は判るのだろう。だからそれはそれでよいのかも。バンド側もそれによって差別化を狙ってるんじゃないかな。)
まあ、ごちゃごちゃ言うより聴いてみれば全てがわかる。遂に出てきたフレンチメタルの雄!今後の成長が大いに期待できるバンドの一つ。
ステキなおじさま達が繰り広げるハイクオリティの数々!
買いですよ!
あらゆる所でジョンペトルーシのパクリフレーズが多用されてるのが気になるw
敢えて汚点を言えばそこくらい。
それ以外はもう完璧な域。
全ての曲が捨て曲でない所が魅力。もちろん、個々の曲の良さはお墨付き。
日本盤は買っておいて損はない!
ヘタレ輸入盤10枚買う前に、この一枚を買え!
唐突な変拍子、異様に(?)長い間奏といったいわゆる普通のプログレ(?)といったカンジはあまりせず、かといって普通のメロパワといった印象もあまり感じないですね!とにかく洗練された雰囲気をひしひしと感じますよ!中盤から後半にかけてフランス語で記された神秘的な曲名と相反するかのような明るいアメリカンな曲が続きますが、質が高く、文句は出ません(笑)。おすすめのナイスアルバムですね!みなさん!!
最近再びよく聴くようになった。あまり知名度上がらないけど、このアルバムはすごく良いと思う。
フランスはHM/HR不毛の地というイメージだったが(クラシックもフランスはあまりパッとしないし好きではない・・・個人的な話だが)、このバンドは良い!
上の方々が仰るように、ジャンルは微妙。「プログレ風の曲も演るメロパワバンド」みたいな印象・・・まぁ、ジャンルなんて必要ないんだが。とにかく曲も演奏も良い。プログレ苦手な人にも薦められる一枚かも。
敢えて文句を言うなら、フランス語だから何歌ってるか分からなくて、いまいち感情移入できないところとか・・・。
ヘヴィなギターと硬質で透明感のあるキーボードの織り成す大人なメタルアルバム。一応メロディック・パワー・メタルがベースではあるが、プログレ的だったりボン・ジョヴィ的だったりグル—ヴィーだったりと、単なる「ボーカルを含め演奏力が凄いメロパワ」という印象は皆無。
メジャー感あります。かーーーーーーなりオススメ!!!
このアルバムは名盤ですよ 自分の中で
フレンチメタルなんだけど どこかがアメリカンなかんじ
めちゃすきです
南欧もメタルが盛り上がってほしい、今日この頃。
今更ながらこのアルバムにハマっております。フランス出身のバンドでは過去最高の
クオリティだと思います。スピードメタル、プログレ、メロハー全ての要素を
持ち合わせており、最近聴いたCDでは一番いいですね。勿論捨て曲も一切無い。
ソルティレージュのカヴァーもかっこいいです。
GC8改 2004年12月10日(金)21時59分
フランス語で歌われるメタルは初めて聴いた(一部歌詞だけフランス語っていうのはあったけど)のですが、あまり違和感ないんですね。
でもバラードの(6)「FLEURS DU MAL」なんかはフランス語ならではの味もちょこっと感じられて、面白いです。
(5)「ANGE OU DEMON」というキラー・チューンもあるし、全体的に高品質のメタル作品で、これは素晴らしい。
レヴューし忘れてました(笑)
適度なプログレ臭と、短絡的じゃないパワーメタルテイストが
ほど良くミックスされ、
鉄壁の演奏力も合間って非常にグレードの高い1枚。
フランス語の掴めなさも独特で面白いし、
メロディ自体はフックが強く(ヴォーカル力によるところもあるが)、
素晴らしい。空耳のある5は笑ってしまうが、
それ以外の曲は普通に聴けるし魅力的であることは間違いない。
いいバンドです。