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天論 / GARGOYLE
屍忌蛇在籍最後のアルバム。
完成度という点では過去1,2位を争う出来だと思います。曲が粒揃いです。屍忌蛇のGソロも冴え渡っています。最も正統派メタルに接近していたアルバムだと言えるでしょう。ただ、その分インディーズ時代にプンプン匂った独特の怪しさが減退した気もします。
このアルバムはヴァイオリンを使ってないので
三部作とはだいぶ作風が異なりますが、歌詞や演奏は
間違いなくガーゴイルです。
また屍忌蛇がこれを最後に脱退してしまったので
ガーゴイルとしては転機となったアルバムかもしれません。
審判の瞳カッコイイっす。
さすがはメジャー1st、トータルクウォリティは最高レベルの一枚。でも他も全部かっこいい。捨て曲ナシ。そしてムダに分厚いゴージャスブックレットがまたガーゴイルらしい。あれこれやってもガーゴイル色を失わないのは流石です。全ての曲がオススメですが、審判の瞳、あめえばらいふ辺りがお気に入り。KIBA歌詞も冴え渡っております。
歴代のGARGOYLEのアルバムの中でも1番完成度が高く、曲もGARGOYLEの代表曲と呼べるものが多いです。
そして究極の泣きメロ奏者、屍忌蛇在籍最後のアルバムとなっているのである意味このメンバーとしての完成形じゃないかと。
まさにGARGOYLE節、屍忌蛇節がアルバム全体を通して炸裂しています。
曲・詩・世界観等々、どれをとってもこのバンドとしか言いようのない独特の雰囲気、スタイル、本当にお見事の一言。
1993年、GARGOYLEは早くも完成されてしまったのかもしれない。
屍忌蛇在籍GARGOYLEとしてはこれぞ、まさしく最高傑作である。
名曲が盛りだくさん。
初回盤のスポンジにはビックリ
垂金権造 2007年12月28日(金)15時18分