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2009年発表の9th。

最近のSAMAELの音楽性の特徴といえば、やはりダンサブルなリズムとリズミックな
ヴォーカルラインのもたらす高揚だと思うんですが、今作は違う方向に舵を切ってきましたね。
リズムはブラスト・ツーバスを利用したエクストリームメタル然としたものになり、
ヴォーカルもある程度リズミックな要素は残しつつも、ブラック的な絶叫を多用してます。
総じて、普遍的なメロディック・ブラックに近付いたかという印象。

とは言っても、「Reign of Light」「Solar Soul」で見せたようなどす黒いポジティビティ、
ふてぶてしい程に確信に満ちた力強さなどはやはりSAMAEL。ヴォーカル、トレモロリフ、
キーボードが引っ込み気味でドラム、グルーヴィなリフが前に出た音質は正直好みではないし、
やはり個人的には「ROL」「Solar Soul」の作風の方が断然好きなんですが、それらの作品同様
日本盤レベルのクオリティ、ポピュラリティはあると思うし、お勧めではあります。

メロブラやメロデスが好きならこの作品から入るのもいいかと思います。
逆にインダストリアル的な部分が好きなら「ROD」「Solar Soul」を先に聴くのを推奨。
Usher-to-the-ETHER 2009年6月28日(日)10時0分

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