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THE EVERLASTING 〜魂宗久遠〜 / LOUDNESS
樋口宗孝の衝撃的な逝去から5ヶ月、本作は樋口の追悼の意味もこめて制作されました。
高崎晃のコメントによると、樋口の好きそうなリフで、なおかつ往年のLOUDNESSを彷彿とさせるサウンドを目指したそうで、①②⑥など、ストレートなメタルナンバーが収められています。
ドラムトラックは、過去の樋口の音源を編集してひとつの曲にしたものですが、上手くまとめられており、違和感はほとんどありません(③のみ、後任の鈴木政行による演奏)。
ギターソロについても、比較的キッチリ構築されたようなものが多く、好印象でした。
一方、アルバム後半では近作に見られる、実験色の強いへヴィな楽曲が多く、このあたりが賛否の分かれるところでしょう。
個人的には、こういった作風も悪くありませんので、今後はいかにこれらを折衷させるかが課題になってくるのではないかと思います。
“Munetaka Higuchi forever our hero"
これだけがこのアルバムの全てだ。